はい! 奈央です。

 

 

先日のブログで、

「はい! これで、水素シリーズは一応終了です。」

なーんて書いてしまいましたが、ウソになっちゃいました。ごめんなさい。ショボーン

嘘ついちゃだめだニャ!爆笑

 

水素については、どうしてもいくつかの懸念が払拭されていないんですよね。

 

水素って安全なの?

どうやって運ぶの?

 

この懸念について、自分なりの結論を得たくて、調べてみたわけです。

 

これらの懸念払拭できるようなものではないのかもしれませんが、原発ジェット旅客機マイクロ波都市ガスにしても、一つ間違えれば、多大な被害が出てしまいます。

また、ダイオキシンメッセンジャーRNAワクチンにしても、良く解らないものに恐怖と拒否感を持つのも仕方がないことだと思います。

 

よく言われること

 研究開発者は安全性を確率で表現する

 一般市民は、安全性より安心感を求める

 ここに、ミスマッチが生じる

と。

大丈夫って言って欲しいんだニャ

 

それで、皆さん、既にご存知だとは思いますが、あらためて水素を貯蔵する・運ぶ手段についてご紹介しますね。

 

貯蔵 | 水素エネルギー技術 | 水素エネルギーナビ (hydrogen-navi.jp)

 

 水素非常に軽いガスなので、製造後に温度・1気圧の状態でそのまま保管するには非常に大きなスペースが必要で効率的ではありません。

 そこで、水素貯蔵する方法としては以下の4つの方法が主に使われています。

 1.高圧で圧縮して貯蔵
 2.低温で液化して貯蔵
 3.金属などに吸蔵・吸着させて貯蔵
 4.他の物質に変換して貯蔵

 

1.高圧で圧縮して貯蔵
 気体のまま高圧で貯蔵する方法は、現在もっとも一般的に使われている方法ですが、高圧水素用のタンクには普通の鋼鉄を使うことができません。というのも、高圧水素には鋼鉄などの金属中に入り込み脆くする性質があるためです水素脆性

 そこで、高圧水素タンクには水素で脆くならない特殊ステンレス鋼やアルミニウム合金、高分子複合材料が使われます。

 

新型MIRAIの燃料電池ユニット

KURUKURU HPよりお借りしました。


2.低温で液化して貯蔵

 液体にして貯蔵する場合は、沸点である-253℃まで水素を冷却したあと、魔法瓶と同じように真空エリアを挟んだ二重構造の容器に入れて保管します。これは、真空エリアが外部との熱の伝達を遮断し、液化水素の温度が上がることを防ぐためです。


3.金属などに吸蔵・吸着させて貯蔵

 金属水素を吸蔵させて貯蔵する方法は、金属内に水素が入り込む現象を逆に利用して、水素金属中に保存してしまうものです。

 こうした金属は水素吸蔵合金と呼ばれています。

 水素吸蔵合金による貯蔵は身近なところではニッケル水素電池で実用化されているほか、大規模な貯蔵施設の開発も進められています。

 

4.他の物質に変換して貯蔵
 水素別の物質に変換(たとえば、窒素N2と反応させてアンモニアに、あるいは、トルエンと反応させてメチルシクロヘキサンに変換)して、その状態で貯蔵する方法も研究されています。
 

以上のことについて、次回からもう少し詳しくレポートしていきたいと思います。

 

はい。簡単ですが、今回はここまでです。

それじゃあ、またね。