はい! 奈央です。
私に居るところは、年に1~2回ほど雪が降ります。
積もるほどに雪が降るのは、数年に1度くらいでしょうか。
それで子供の頃、童謡 雪 を歌いながら、はるかな雪国の真っ白な世界に思いを馳せていました。
雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ
降っては降っては ずんずん積る
山も野原も 綿帽子(わたぼうし)かぶり
枯木残らず 花が咲く
雪が降るのをほとんど見てないせいもあってか、
雪はこんこんと降るんだあ。
しんしんって降るって聞いてたのになあ?
霰もこんこんって降るの?
変なの。霰はパラパラでしょ!
などと、独り言を言いながら、見たこともないことに一人で突っ込みを入れていました。
それで、大人になって調べてみたら・・・
一説には、「こんこ」とは「来む来む(こむこむ)」や「来い来い」が語源であり、「雪よ来なさい降りなさい」と雪を歓迎する言葉だそうです。
豪雪地帯の方にとっては、もしかしたら 雪やこんこ♫ どころではないのでしょうね。
でも、
山も野原も 綿帽子(わたぼうし)かぶり
枯木残らず 花が咲く
この歌詞はどう考えても雪国の風景なんじゃない?
まあ、子供は積雪の大変さは実感無いのかもしれません。
因みに、私の住んでいる地域は台風が良く通ります。
子供の頃は、台風の強風が楽しくて、そして台風の眼を見たくてはしゃいでいましたね。(とんでもないガキでした。)
脱線しちゃいました。
童謡 雪 の話を続けましょう。
1911年(明治44年)、『尋常小学唱歌(二)』に初出。2007年(平成19年)、「日本の歌百選」に選出。
ところで、この童謡 雪 は誰が作った歌なんでしょう?
なんと! あの大作曲家 ドボルザーク だったそうです。
ドボルザーク
Sakura の 住めば都!ミネソタ日記よりお借りしました。
ドボルザーク(1841年9月8日 – 1904年5月1日)は、交響曲第9番 ホ短調 作品95、B.178「新世界より」で有名な作曲家ですね。
彼の作品に、聖書の歌 (Biblické písně) Op. 99 B. 185 というものがあります。16世紀のクリチカのチェコ・プロテスタント聖書に基づいて作られた、1894年3月の作品です。
その第10番が、「Zpivejte Hospodinu pisen novou (O sing unto the Lord a new song) (主に向かいて新しき歌を歌え)」です。
前奏部分に、雪やこんこ♫ のメロディがあります。
着目してお聴きください。
「雪やこんこ」はドボルザーク作曲だったんだ… – @_Nat Zone (sakimura.org)
たしかに、雪やこんこ♫ のメロディは聞こえますね。
でも、それ以外は・・・ 微妙だなあ
ということで、今回はここまででーす。
またねー!