はい! 奈央です。
三大栄養素ほどたくさんは必要ありませんが、ヒトが健康に生きていくために必要不可欠な有機化合物をビタミンといいます。ビタミンは三大栄養素の代謝を助けています。
今回は、ビタミンB群です。
ビタミンB群は、水溶性ビタミンです。
「B群」とされているのは、下のように8種類もあるからなんです。
これら8種類に化学構造的な共通点はあるのでしょうか?
はなたか先生が教える気になる生化学HPよりお借りしました。
ビタミンB群の効能は・・・
三大栄養素ほどたくさんは必要ありませんが、ヒトが健康に生きていくために必要不可欠な有機化合物をビタミンといいます。
ビタミンは三大栄養素の代謝を助けています。
ビタミンB群は、水に溶けやすい親水性のビタミンで、血液など体液に溶け込むが、必要以上に摂取しても余分は尿として排泄されます。そのため、過剰症が起こりにくい一方、必要量を毎日摂取する必要があります。
ビタミンB1(チアミン)
糖質を代謝するために欠かせない栄養素です。
ビタミンB 1は、糖質を燃やしてエネルギーに変えるときに必要なビタミンです。
豚肉、たらこ、うなぎなどに多く含まれています。
ビタミンB2(リボフラビン)
脂質の代謝を助け、皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生に役立ちます。
「発育のビタミン」ともいわれ、発育促進に欠かせない栄養素です。
乳製品、卵白、ホウレンソウなどに多く含まれます。
ビタミンB3(ナイアシン)
ナイアシンは、ニコチン酸とニコチンアミドの総称です。
糖質、脂質、タンパク質の代謝、エネルギー産生に関与しています。
また、補酵素として、脂肪酸やステロイドホルモンの生合成、ATP産生、DNAの修復や合成、細胞分化など、幅広い反応に関与しています。
体内でアミノ酸のトリプトファンから合成されます。
高橋医院HPよりお借りしました。
ビタミンB5(パントテン酸)
脂質や糖質の代謝で重要な役割を果たすほか、からだの中で起こるきわめて多くの酵素反応に関与しています。
また、善玉コレステロールを増やしたり、ホルモンや抗体の産生などにも関与しています。
高橋医院HPよりお借りしました。
ビタミンB6(ピリドキシン)
皮ふ炎を予防することから発見されたビタミンです。
食品中のたんぱく質からエネルギー産生したり、筋肉や血液などがつくられたりする時に働いています。
このため、たんぱく質を多くとる人ほどたくさん必要になります。また、以上のことから皮ふや粘膜の健康維持にも役立っています。
ビタミンB6を含む食品
くすりの健康日本堂HPよりお借りしました。
ビタミンB7(ビオチン)
エネルギーをつくりだす手助けをしています。また、皮膚や粘膜の維持、爪や髪の健康に深く関わっているビタミンで、不足するとアトピー性皮膚炎や脱毛などの皮膚症状や食欲不振、うつなどの症状が現れます。
ビオチンを含む食材
ヘルシーパスブログよりお借りしました。
ビタミンB9(葉酸)
葉酸は、たんぱく質や細胞をつくる時に必要なDNAなどの核酸を合成する重要な役割があります。
このため、赤血球の細胞の形成を助けたり、細胞分裂が活発である胎児の正常な発育に役立ったりするなどの大切な働きをしています。
葉酸を多く含む食材
Lepeel Organics HPよりお借りしました。
ビタミンB12(コバラミン)
正常な赤血球の産生、脳神経および血液細胞など、多数の体内組織の機能や発達を正常に維持するために必要な栄養素です。
コバラミン
Wikipedia HPよりお借りしました。
ビタミンB12を含む食材
eJIM HPよりお借りしました。
ビタミンBって、いっぱいありすぎて、よく分んなくなっちゃいましたね。
化学構造的に言えば、飽和・不飽和を含む環状アミン構造が多い!っていうことぐらいですね。
では、そういうことで。
締まりのない終わり方よね。
(marine: いつものことでしょ。)
えー。もう。
それじゃあ、またね。