はい! 奈央です。
私の手作りランチな日々のシリーズでは、IH電磁調理機が大活躍をしています。
ところでIH電磁調理器って、どんな調理器なのでしょうね?
先ずは、下の短い動画を見てくださいね。
動画時間: 1分25秒
要は、電磁誘導と金属の抵抗による発熱を利用したものなんですよね。
誘導加熱 Induction Heating の頭文字 IH をとったものです。
加熱の仕組み タカラショップ楽天市場店HPよりお借りしました。
IH技術の原理 IH専科HPよりお借りしました。
IHクッキングヒーターの構造は、上の図のように
②トッププレートの鍋を載せる位置の直下に、
③IHコイルが配置されています。
このIHコイルに高周波電流が流れると、
IHコイルを取り巻くように④磁力線が発生します。
工学のトビラHPよりお借りしました。
発生する磁力線によって、鉄製の鍋底(磁性体)に、①うず電流が流れます。
工学のトビラHPよりお借りしました。
このうず電流が流れると、鉄鍋には電気抵抗があるため、熱が発生して加熱されるのです。
鉄製・ステンレス製の鍋では最適に設定した周波数の磁場によって熱くなります。
しかし、電気抵抗の小さなアルミ・銅製の鍋は温まりません。
また、電気抵抗が桁違いに大きな私たちの体には全く影響しません。
工学のトビラHPよりお借りしました。
電気と磁気と抵抗
この三つが協力して加熱しているわけね。
ところで、
アルミナ鍋や銅鍋にも対応できる オールメタル加熱方式っていうのもあるんですよね。
オールメタルIH調理器 Panasonic HPよりお借りしました。
この方式の肝になっている点は・・・
① 加熱周波数を大きくする。
② すると、うず電流が発生する場所が表面に集中する。
③ 電流の通り道が狭くなって、抵抗が大きくなる。
④ 抵抗が小さいアルミ鍋や銅鍋でも加熱できる。
ただし、周波数が高くなると、加熱コイルの方も同様に熱くなってしまうので、
⑤ 加熱コイルの金属線を細くして、本数を多くする。
⑥ 電流が流れやすくなって、熱の発生が抑えられる。
IH調理器 加熱コイル 交換できるくんHPよりお借りしました。
だそうです。
いろいろ考えてあるんですね。
それじゃあ、またね。