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ごめんなさい。すこし、数字の間違いを見つけたので、訂正しました。
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marineです。
仮装研の女 ナオ に登場したカロザースのことで、少しだけ書きます。
カロザースは、そのずば抜けた科学のセンスで、合成ゴムやナイロンを世界で始めて作り上げていった人です。
しかし彼の功績は、企業人であるがゆえに、ながらく企業内で秘密にされてきました。
もし、彼の功績が公開されていたなら、ノーベル賞を複数回受賞できたことでしょう。
しかし、彼の41年という短い一生は、常にうつ病との戦いでした。
彼は、人とのコミュニケーションをとることが苦手で、人間関係の問題を何度も引き起こしたようです。
そんな彼の結婚は遅く、40歳の時、仕事関係の女性と結ばれました。
そして、奥さんのお腹に子供ができて、一生のうちで一番幸せな時に、彼は生まれてくる娘の顔を見ることもなく、41歳で青酸カリ入りのジュースを飲んで自殺するのです。
死から7ヶ月後
カロザースが心から幸せを感じたに違いない、かわいい娘が誕生します。
カロザースは何故、娘の誕生を待つことなく自らの命を絶ったのでしょうか。
カロザースの功績を深く知るにつけ、
早すぎた天才
知られざるスーパースター
自己に向かう病との闘いと恐怖
そんなことを思い、心に深い痛みさえ感じるのです
カロザース 永遠なれ
ちっぽけな私の心の中でよければ、精一杯、心の羽根を伸ばしてほしい