6月に入り、

タンチョウの子育てに支障を起こさないように、

自粛していたカヌーの解禁となりました。

 

それに先立ち、先日霧多布湿原を愛する人たちと、湿原のごみ拾いをしました。

 

35年前に、初めてカヤックを借りて、

フジタのファルトボートを持ってきた「えっちゃり」と共に

MGロードの終点近くの琴磯橋から、琵琶瀬川を下り、

更に、2番沢を出来るだけ遡り、また、琴磯橋まで戻りました。

(今は、1,2番沢へも自粛して入らないようにしています)

 

カヤックの低い目線から見る、湿原のすばらしさに感動して、

早速、ファルトのカヤック6艇(一人乗り5艇、二人乗り1艇)を購入して、

カヤックツアーを始めました。

その頃は、霧多布里の全盛期だったので、お客も、ヘルパーも多く、

料金も、1000円という安価(宿代の5分の1くらい)だったこともあり、

多数の希望者を、午前、午後2回のツアーで案内しました。

 

その後、湿原への影響を批判する声もあったため、

人数を減らす為に、連泊してでもやりたい人と限定するようになりました。

 

だんだん、宿のお客さんも減り、希望者も減ったので、

連泊縛りは、その後廃止ししました。

 

また、タンチョウの卵を弄んでいる、カヌーイストが目撃されたと、

うちのお客さんが疑われたこともありました。

 

そこで、タンチョウが、卵を抱き、ヒナが幼いうちは、

影響しないように、5月後半までは、タンチョウの様子を伺いながら、

自粛するようになりました。

 

その後、カヌー業者も増えたので、6月からにしようという、

申し合わせをするようになりました。

 

カヌーを始めた頃は、ごみはそんなにありませんでしたが、

船外機が、上流まで入ってくることもあり、

エゾカンゾウ祭りでは、イベントで、

船外機で、案内されていました。

(今は、動力付きは禁止されています。)

 

静かに川を下れるカヌーだからこそ、見たり、聞いたり出来る、

自然の姿を、そういう時は、楽しめませんでした。

 

私にとっては、カヤックは、自由に湿原を散歩できる、

便利な道具ということで、カヌー遊びをする気はありません。

 

今年は、コロナ騒動で、お客さんが来ないので、

こんな素晴らしい自然を案内できないのは残念です。

 

そこで、6月に限り、

片道2時間程度で来られる方限定で、

普段の料金1名、6000円(税別)のところを、

2名(2名限定です)で、6000円(税込み)で、案内します。

 

こんな素晴らしい自然があっても、なかなか接することがないと思いますので、

この機会にどうでしょうか。

 

これを機会に、霧多布湿原を好きになってくれればうれしいです。

 

時間は、10時出発です。(現地に9:40頃)

乗っている時間は1時間半くらいです。

 

一人乗りのカヤックなので、カナディアンよりは不安定です。

でも、この何年も、御指導通りに取っていただいた場合は、

ひっくり返っていません。

 

前日までに、ご連絡ください。

服装は、外で座っていて寒くないように、

ただし、霧が出たり、海風が強いと、冷えます。

足元は、はだしでサンダル。

 

雨や強風時は、中止します。

私は、超晴れ男なので、来られると決めれば、天気は変わると思っていますが。

 

電話 0153-64-2101

メール kiritappuri1981@yahoo.co.jp

霧多布里のホームページ

https://kiritappuri.jimdofree.com/