4月に読んだ本。 | とんぼ屋 千(せん)

とんぼ屋 千(せん)

ガラスを溶かして作る、「とんぼ玉」。2004年から制作開始。なかなか、思うものができません。
ビーズステッチ、チェインメイルなどなど・・・・。
いろんな組み合わせで、アクセサリー作りを楽しんでいます。

4月に読んだ本です。

4月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:4130
ナイス数:206

物語の種物語の種感想
コロナ禍で外出もままならない時に、読者からの「種」を元にした小説集。面白いのもあったが、有川さんの好きなものに寄せていってるのか、なんとなく同じような話になってくる?好きな作家さんなんだけど、合わなくなってくるのは自分が変わってきているのだろうか?
読了日:04月03日 著者:有川 ひろ
ツミデミックツミデミック感想
短編集。6作品。ちょっとした罪、それは同級生のフリをしているSNSだったり、子どもがもらってきた旧札の一万円だったり……。そこからの物語。高校生の妊娠の話は、もしかしたら、そんな人もいる?だったら辛すぎ。
読了日:04月06日 著者:一穂ミチ
大阪マダム、後宮妃になる! (小学館文庫 C た- 2-1 キャラブン!)大阪マダム、後宮妃になる! (小学館文庫 C た- 2-1 キャラブン!)感想
生粋の大阪人のアラサーが転生して中華風な国の後宮妃になる話。後宮でネギを育ててみたり、虎柄で飾ってみたり。お嬢様らしさもなんもない。みんなが感化されてきてるのがよいよね。シリーズもののようなので、続きも。
読了日:04月07日 著者:田井 ノエル
隠居すごろく (角川文庫)隠居すごろく (角川文庫)感想
ずっと仕事ばかりで、趣味や遊びもほとんどしてこなかったので、隠居して、さあ、楽しむぞ、っとなった時、何する?思った隠居生活ではなかったかも、だが、それも面白い人生だと思う。孫に振り回されているけど、結構楽しそう。
読了日:04月10日 著者:西條 奈加
菓子屋横丁月光荘 光の糸 (ハルキ文庫 ほ 5-6)菓子屋横丁月光荘 光の糸 (ハルキ文庫 ほ 5-6)感想
月光荘シリーズ最終巻。家の声が聞こえる青年。出会うべきして出会う人、建物。コロナ禍は入れないと上手く現代に繋がらなかったのだろうね。さらっとだけど。主人公の寂しさ?が家と語ること、繋がること、で少しずつ和らいてきているのがシリーズ通してわかる。図書館本なのだが、この巻だけなくてリクエストした。購入してもらえてよかった。
読了日:04月11日 著者:ほしお さなえ
わたしを永遠に眠らせてわたしを永遠に眠らせて感想
夫を亡くし子を流産したのち結婚。義祖父の介護、家事、畑、パートなどをこなし、自分の自由になるものもほとんどなく……。何故そこまで我慢できるのか?自分に負い目があるから?そしてそこに交差するように虐待される子ども。読み始めたら気になりほぼ一気に。いや、あんたたち最低というか、人間じゃあないよね……。
読了日:04月14日 著者:神津 凛子
君を守ろうとする猫の話君を守ろうとする猫の話感想
喘息の持病のある中学生の少女。本が大好きで毎日のように図書館通い。なんだか本が減っているような……からの冒険。ファンタジー。なんか続編らしい。うーん、あまり得意な感じの話ではないな……。
読了日:04月16日 著者:夏川 草介
おでかけ料理人 佐菜とおばあさまの物語 (文春文庫 な 88-1)おでかけ料理人 佐菜とおばあさまの物語 (文春文庫 な 88-1)感想
隠居所で祖母と暮らしていたが……。長屋で暮らすことになり、煮売屋で働くことに。料理も美味しそうで、話も悪くないのだけど。少しずつ成長してるのもよいし。もう少しうまい身の振り方はなかったのかな〜続きはあるのかしら……。
読了日:04月18日 著者:中島 久枝
七つのカップ 現代ホラー小説傑作集 (角川ホラー文庫)七つのカップ 現代ホラー小説傑作集 (角川ホラー文庫)感想
たまに無性にホラーが読みたくなる。えぐいのはいらないけど、怖いのは欲しい。でアンソロジーがぴったり。既読のものも何点かあるが、すっかり結末を忘れているので、楽しめる。好きな作家さんばかりな贅沢なアンソロジーだった。
読了日:04月21日 著者:岩井 志麻子,小野 不由美,小林 泰三,澤村伊智,辻村 深月,恒川 光太郎,山白 朝子
定年物語 (単行本)定年物語 (単行本)感想
結婚物語から続くシリーズ。銀婚式物語に続いた作品。実年齢に合わせてあるから、エッセイ的な?と以前に思ったら、全くのフィクションと読んだ覚えが……。なのに、結構、リアルな?話しなのか?5歳くらい違うのだけど、そこまでスマホ使えないもの?と思ったが、なんか身近にSEなのに、スマホ苦手な人いたわ……。そして素子さんの本、読むたびにもういいわ、と思うのに、今度こそは?と読んでしまう自分がいる……。図書館本だけど。
読了日:04月24日 著者:新井 素子
闇医者おゑん秘録帖-碧空の音 (単行本)闇医者おゑん秘録帖-碧空の音 (単行本)感想
闇医者シリーズ4作目。望まれて大店の妻として迎えられる予定の遊女。幸せなはずなのに、子どもは産めない?産ますことも産まさないことも……。とても深い闇が隠れていて、怖いというか悲しい。このシリーズはまとめて読み返したい。
読了日:04月25日 著者:あさの あつこ
大阪マダム、後宮妃になる! 二回戦は熱闘猛虎黎明編 (小学館文庫 C た- 2-2 キャラブン!)大阪マダム、後宮妃になる! 二回戦は熱闘猛虎黎明編 (小学館文庫 C た- 2-2 キャラブン!)感想
大阪のねえちゃんが転生して……なシリーズ2作目。えっ?なんか、同じような前世をもつ人、出てくる?なんかこの世界がどんどん現代日本化しそうなんだけど。そして、ちょっと鈍い?
読了日:04月28日 著者:田井 ノエル
わたしに会いたいわたしに会いたい感想
短編集。乳ガンを経験した作者。そのエッセイ本の次の小説。エッセイの方は読んでないのだが、リンクするようなところもあるのかな?ガンの手術が日帰り?それもドレーンがついているような……。西さんの短編って初めてかも。
読了日:04月30日 著者:西 加奈子

読書メーター

新しいシリーズあり、シリーズ終了あり。
コロナ禍の時期に書かれたものも。
よく読みました。