頭がよくなる照明術 (PHP新書) Amazon |
2006年11月29日第1版第1刷
日本初の“灯りナビゲーター”が、意外と知らない照明の基本知識をやさしく解説。
家や職場ですぐに使えるちょっとした裏技で、快適な生活を約束する。ビジネス成功の道を照らす光となる本。
(1)人の心は光によって動かされる
(2)頭も身体もスッキリ!仕事がはかどる「灯り脳」リズム
(3)ストレス解消!「眠れない病」は光の使い方で治る
(4)職場の大敵!うつ・時差ボケ・徹夜疲れ解消法
(5)簡単!疲れ目を防ぐアンチエイジング灯り術
(6)意外な発見!心が安らぐ照明テクニック
(7)自分をすてきに演出する"モテ明かり"
「がんばって仕事しているけど能率が上がらない」「家に帰っても休まらない」、この大きな原因は照明なのだそう。
本書は、光をうまく使うことで以下のような効果が表れるといいます。
――――――――――――――――――
・アイデアの発想が高まる
・仕事の能率が上がる
・記憶力がよくなる
・睡眠の質がよくなる
ところが、現代の日本人は光の出す指令を無視した生活をしているという。
近年、怒りっぽい大人や、キレやすい子どもが多いのは、これが原因ではないかといわれています。
そのため、光の指令と、自身の行動や心理との不協和音をなくすことで解決されるのではないかと考えられています。
その光の指令とは、
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①青白い光(昼白色)→活動的になれ
②オレンジ系の光(電球色)→くつろぎモードになれ
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光の不協和音の最たるものが病院。
今の日本は、多くの病院で患者の真理に合わせた照明が少ないのだそう。
面白いのは、照明によって暮らしの豊かさ(所得)がわかるというところ。
光をみれば、その人の生活意識がわかるというのです。
安いアパートでは青白い照明が多く、高級マンションではオレンジ色の照明が多い。
生活にゆとりが人は、とにかく明るければいいといった心理が働いて天井に1つだけ照明を備え付けることが多い。(直接照明)
そこで流行っているのが「照明リフォーム」。
家の工事をする必要がない効果的なリフォームです。
ポイントは光の「色」「高さ」「当てる場所」だそう。
オレンジ色の光で間接照明を設置し、光の当て方を調整するのです。
この詳細は本書に詳しく解説されていますので、興味があればぜひ手に取ってみてくださいね。
照明の大切さに気づかない日本人はこのままではマズイ。まちがった照明の使い方をしているために、精神的に病む人が増える一方だ
照明の研究をしている人たちの嘆きの言葉。
人生を良い方向に変えるために、環境を改善するのは理に適ったこと。
みやちゃんもできることから「照明リフォーム」してみようかと思います。
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