ちょいよしNO.2827
わが智に自慢しては、われほど分別はなきと思い、人の言うことを嫌うは、誠の智にあらず。
チラシ寿司の日
1654(承応3)年に備前(現在の岡山県あたり)を大洪水が襲いました。
この危機を乗り切るため、藩主の池田光政(備前岡山藩初代藩主で江戸初期の三名君のひとり/他は水戸藩主・徳川光圀、会津藩主・保科正之 )が一汁一菜令を打ち出します。
このため、人々は出来る限りの食材を混ぜ込んだご飯をつくりました。
それがちらし寿司の原型となったのだそうです。
掲出の言葉は、池田光政の名言。
自分に知恵あることを自慢して、自分ほど分別のある者はいないと驕り、他人にあれこれ言われることを嫌うのは真の知恵とは言えない、ということ。