ちょいよしNO.2817
今回の大会では2人とも銀メダルというのが正しいのではないか
今日のちょいよし本
オリンピックの「意外」な真実 (だいわ文庫) Amazon |
2014年2月15日第1刷発行
Amazon紹介
「100メートル走の記録保持者は日本人」「聖火リレーはヒトラーの提言」「学生サッカーが初出場でベスト8」など、100年を超す歴史を誇るオリンピックには意外な真実がいっぱい!
思わず誰かに話したくなる嘘のような本当の話です!!
目次
2人で分けたmedal
1936年のベルリン大会の棒高跳びは記録的な長時間の試合だった。
決勝に日本人選手が3名残り、4.15メートルの高さで多くの選手が脱落。
クリアしたのは、西田修平、大江季雄(すえお)、メドース(米)、グレーバー(米)、セフトン(米)の5人だけ。
4.25メートルでグレーバーが脱落したあと、4.35メートルでメドースだけがクリアし、金メダルが決まった。
2位以下決定戦でセフトンが脱落し、最後に西田と大江が残る。
この2人で銀と銅を決めようとしたとき、大会本部は続行を諦め、2位と3位の決定は日本に任せることとなった。
これに西田と大江、そしてコーチ陣が同意し、4.25メートルを1回目でクリアした西田を銀、2回目でクリアした大江を銅とした。
しかし、この判定に2位の西田が納得しなかった。
↓
▷「今回の大会では2人とも銀メダルというのが正しいのではないか」(P.115)
しかし、その主張は受け入れられず、結果は覆らなかった。
表彰台では、西田が銅メダルとなった大江をさりげなく2位の表彰台にあげて、自分は3位の段に立った。
西田は帰国後、お互いのメダルを半分に切断し、それをつなぎ合わせて「銀・銅メダル」を作ろうと提案。
こうして、2人のメダルは「銀・銅メダル」となった。
今日のちょいよし
今回の大会では2人とも銀メダルというのが正しいのではないか
↓↓↓
出版しました!
↓↓↓
アナログ力のすゝめ ~結果を出す人がやっているアナログ仕事術~ 1,728円 Amazon |