1分間問題解決―目標と現実の「ギャップ」を埋める4つのステップ | 本の音色を聴こう♪

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『アナログ力のすゝめ 結果を出す人がやっているアナログ仕事術』出版


ちょいよしNO.1498
〝現状〟の行動と〝あるべき〟行動を比べて、ギャップがあるところを見極める必要があるのだ






今日のちょいよし本

1分間問題解決―目標と現実の「ギャップ」を埋める4つのステップ/ダイヤモンド社






Amazon紹介

4つのシンプルなステップで問題の真の原因を突きとめ、適切な解決策を見極める。定番の1分間シリーズ問題解決編
真の原因をつきとめ、適切な解決策を見極めるにはどうすれば良いのか
目標と現実の「ギャップ」を埋めるための4つのステップで解決策を導き出す





目次

第1章 なぜ目標を達成できないのか、問題はどこにあるのだろうか
第2章 まず「何が必要なのか」を考える
第3章 もっと具体的なところに目を向けてみると…
第4章 解決策を当てはめてみる前に、やるべき大事なこと
第5章 本当に解決する必要がある問題なのか
第6章 「現状」と「あるべき姿」を見比べよう
第7章 違い(ギャップ)を見つけて撃退する!
第8章 何か重要なことを見落としていないか?
第9章 解決策に優先順位をつける
第10章 解決策を実行する
第11章 問題解決の4つのステップ





拝読のきっかけ

「問題解決」は人間にとっての「永遠の課題」といっても過言ではありませんニコちゃん

なぜなら、大きなものから小さなものまで、あらゆる「問題」が人にはついてまわるのですから。

人は1日に約20,000回もの決断をしているのだそうなっ・・・なんと!

ということは同じ数だけ「問題」があるということポイント




だからこそ、その一つひとつについて〝より良い選択〟をしていけば、人生が良いものに近づいていくに違いないのです。

そのためには、問題解決の根本的な法則を知っておかなければなりません。

その意味で「問題解決」手法に特化した本書は期待大ですにこ




みやちゃんは、部下が仕事をスムーズに進めるために、また、少しでもより良い成功に近づくために、上司としてはこの「問題解決」手法を叩き込んであげたいと思っています。

そのためには教える人自身がより深く知っておかなければなりません。

そう思って購入しました。





ギャップ

さて、「問題」をシンプルに定義づけすると、「あるべき姿(求める姿)と現状との差」ということになります。



人間は、唯一〝未来をイメージできる動物〟なんですよ。

イメージする力によって、「なりたい姿」「あるべき姿」という「夢」を持つことができるんです。

「夢」と「現実の姿」の間には当然、ギャップが生じます。

人間は、意図せずに自らに「問題」を課してしまう生き物なのです。




これは人間の性ですから仕方がないものですよね苦笑

ということは、これと上手に付きあうスキルを持てば、人生がより良いものになるということです。




本書は次のように言いますニコちゃん

↓↓↓

ちょっと想像してほしい。従業員が日々やっていることと、やるべきことが完全に一致している、そんな職場があったらどうか。埋めるべきギャップなどない。素晴らしいではないか?だが、現実は逆であることが多い。ギャップがあふれているのだ





ギャップにねらいを定める

だからこそ私たちは、ギャップにねらいを定め、それを上手に解消することに注力すべきなのです。

特に職場では、みんなが同じ認識を持って行動を起こすことが重要ですニコちゃん

↓↓↓

私たちは単にゲームをし、良い結果が得られると信じるだけではいけない。ギャップにねらいを定め、目標達成に努めなければなりません。みんなが一丸となってね




ところで、みんなが一丸となるためにはどうすればいいのでしょう?




答えは簡単です、みんなが同じ方向を向くことができればいいのです。

だから〝目標物〟を掲げます。

それこそが「あるべき姿」「なりたい姿」です。

これが明確だからこそ、ギャップも明確になるのですポイント





ギャップ=GOAL-START

ギャップとは「あるべき姿(求める姿)と現状との差」でした。



この引き算によって、ギャップが浮き彫りになります。

するとすぐに解決できそうな気がしますよね。



ところがそうはいかない。本書から次のように戒めがあります。

↓↓↓

この時、早急に答えに跳びついてはいけません




本書はいたるところで次のように発信してくれています。

↓↓↓

▷結論に跳びついてはいけない
▷安易に解決策に跳びついていないか
▷思いつきをうのみにしていないか





このように、勇み足を諫めているのです。

実は、「あるべき姿」って明確になっているようで、そうではない

人は得てして、イメージがおぼろげのまま行動を起こしてしまうことが多いのです。

↓↓↓

考えられる解決策を当てはめる前に、〝あるべき姿〟を求めなければならない

「きみたちは、〝あるべき姿〟とは何かを見極めなければならない。〝あるべき姿〟をもっとも重視し、それを実現しようと努めなければならない




「あるべき姿」を今一度、よ~く考える必要があるんですね顔

例えば、営業の部署ならば、数字目標だけを掲げてスタートするようなものです。

数字目標を達成したときに、お客様が、取引先が、そして自分たちががどのような姿にあるかもよくよく考えておかなければなりません。

でないと、社員に「働き甲斐」が生まれてこないのです。





あるべき姿を明確にする

さて、上に挙げた営業の場合、成績が振るわないとすぐに「スキルの問題」とされますダッシュ



はたしてそれが正しい問題認識なのでしょうか?



本書は次のように言います。

↓↓↓

「ほかの人たちのように成果が上げられない人がいるのは、その人たちに一定のスキルが欠けているからだということが、どうしてわかるの?」

「スキルが欠けていることが実際の行動に影響を与えていることがはっきりしない限り、訓練は問題外だ」




これらは、現状認識が不足している中で、勇み足に解決策を打とうとした本書の主人公に、上司である社長が言った言葉です。




一つの解決策を見出した時、同時に、成績が上がらないのは、「本当にスキルの問題なの?」と問わなければならないのです。


・職場の雰囲気(未達でも責任を問われない)
・上司への反抗
・やる気のなさ
・まわりとの同調(下を見て上を見ない)



など、原因と考えられるものはいくつもありますからニコちゃん




しっかりと〝あるべき姿〟を見いだせれば、〝あるべき行動〟が浮き彫りになりますポイント

ココが理解で来たら、次の言葉にも納得できます。

↓↓↓

〝現状〟の行動と〝あるべき〟行動を比べて、ギャップがあるところを見極める必要があるのだ





図で示しますので理解を深める一助となれば幸いですらぶ②






では、今日の〝ちょいよしワード〟です。

この言葉が、あなたの問題解決能力を引き上げるものであったら嬉しいなぁらぶ②






今日のちょいよし

〝現状〟の行動と〝あるべき〟行動を比べて、ギャップがあるところを見極める必要があるのだ








今日もいいことが学べてラッキー
着実に進歩しました
最後までお読みくださり感謝



問題が生じた場合、
・どうしてそうなったのか?
・もともとあるべき姿は?(ルールなど)
この2つを明確にしないと
対処が決まりません。

ココの2つが抜けてしまうこと
が多いんですよね。

↓↓↓

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