金曜の早朝
父が亡くなりました。


今年、母が病に倒れ
看病に通った私が脳出血で倒れてしまい
同じ病院に入院。


その間、私の自宅から遠く離れた病院では
父(姉も一緒に)が
大きな支えとなってくれました。


母が倒れたことに
1人責任を感じて


きっとどこかで
私が倒れたことまでも
父ならばきっと
責任を感じてしまっていたと思います。



元気になった母の退院と入替るように
体調を崩した父は
夏先から入院が続き
なかなか会えずにいました。


私が出来る事は
しっかりリハビリして
元気になることが
父が一番喜んでくれるはずなので
そんな思いもあり
色々と頑張れました。


亡くなる少し
久し振りに会えることが出来ました。


会いたかったよ!
会えて嬉しいピンクハート


と言ってくれ


お父さんが
沢山マッサージしてくれたから
おかげでこんなに元気になったよラブラブ


と、私はずっと伝えたかった言葉を
ようやく言えました。


本当はもっと感謝を伝えたかったけれど
溢れる涙とこみ上げる思いで
たったそれだけ伝えるのが
精一杯でした。





父は、母に対して毎日のように
今日もキレイだね、大好きだよ!
と言っていて


それをずっと見ながら育った私は
世の中の旦那さんは
皆そういうものなのだと勘違いし


友達に話したら
それは普通ではない事を
随分大人になってから知りました爆笑



2人が歳をとっても
ずっとその言葉掛けは続いていて


母はいつも
口先ばっかりよ照れ
と、照れ臭いのか呆れてるのか
いつも分からないような反応でしたが


その言葉で
父に対して色々な事を捧げているようにも
見えました。



父はその言葉通り
本当に心からそう思っていたと思います。


身を削り
最後まで大切な母を守って
最後まで格好いい父でした。



いつも1秒でもいいから
母より早く逝きたいと言ってけど
ちょっと早すぎたんじゃない?


でも
まるで笑っているみたいな顔をみたら
ようやく楽になれて良かったと
心から思えました。
 

明け方
父か私を呼んでいるような感覚で
またしても涙が溢れてきました。


涙は今日でしっかり出し切って
最後は
明るくて、寂しがり屋の父のためにも
笑顔で見送りたいと思います。