新型コロナウイルス感染者が急増し、その状況を伝える報道に混じって、サル痘の感染についての報道も見られます。
この感染症の症状は、発熱や頭痛、筋肉痛などが1~5日続いた後に発疹が出るというものです。この発疹ですが、何と読みますか?
医療界では「ほっしん」と読むのが一般的です。
形成外科用語集から
皮膚科学の教科書から
朝日新聞の記事から
岩波国語辞典には「はっしん」の読み方も載っていますが、メインは「ほっしん」です。
ところがNHKでは「はっしん」と呼んでいます。この方が日本語的に正しい発音とのことらしいのです。「ほっしん」と読むのは、医療界の業界読みであって、正しくないとの見解らしいのですが、医療専門用語で定着している言葉になぜ異を唱えるのでしょうか?
ニュースなどで「はっしん」と聞くたびに違和感を生じています。
「はっしん」するのは、SNSなどでの発信か、領空侵犯に対してのスクランブル(緊急発進)か、TVドラマ「量産型リコ」にも登場した宇宙戦艦ヤマト(ヤマト発進!!)とかなら納得します。