沖縄返還から50年 | cynthia-dr-murazumiのブログ

cynthia-dr-murazumiのブログ

ブログの説明を入力します。

沖縄県が米国の統治から日本に返還されて50年となりました。

1972年5月15日の返還日には北海道に住む小学6年生だった自分にとって、沖縄は遥か南の遠い存在でした。

当時の沖縄で思い出すのは、現在では「元祖アイドル」と称されている歌手の南沙織さん(1971年デビュー)の出身地だったことがまず挙げられます。「シンシア」(Cynthia 月の女神、蟹座の守護神の意)の愛称で親しまれていました。

 

デビューシングル「17才」のレコードジャケット:蟹座をプリントしたシャツを着用しています

 

当時はミリタリー模型少年でしたが、戦記にも興味があり、サンケイ新聞社出版局からシリーズで発売されていた「第二次世界大戦ブックス」の「⑩ 沖縄 陸・海・空の血戦」(1971年)を読みかじっていたので、沖縄が太平洋戦争の戦場であったことも知っていました。

 

 

 

よく覚えているのが、父親から聞いた出張旅行の話です。

父は香港・マカオに出張し、帰りに沖縄に寄ったのですが、着いたのが返還前日の5月14日でした。当時は本土から沖縄入りするにもパスポートが必要で、通貨はドルでした。一泊して翌日15日の返還日に沖縄を発って北海道に帰ってきました。日本に返還されたので、パスポートは不要となり、通貨は円に切り替わりました。

両替せずに持ち帰った1ドル札や余ったコインをはじめて見ました。その中に1セント硬貨もあって記念にもらいました。のちに学生時代に履いていたコインローファーのストラップに、その1セント(ペニー)硬貨を挟んでみたことがあります。米国の学生がそのようにしていると雑誌で知り、コインローファーが別名「ペニーローファー」と呼ばれる由来を真似てみたのでした。

 

参考画像:ストラップにコインを挟んでいます

 

沖縄に関するささやかな思い出でした。