前回は北海道産(道産)木材を使用して建てられた札幌市のホテルを紹介しました。
道産木材と一言で言っても種類があることでしょう。現在、どのくらいの道産木材が流通・使用されているかは知りませんが、古い道産木材の標本がありますのでお見せします。
109年前の大正2年(1913年)に北海道小樽市で行われた「第十七回日本材木業連合大会」の記念品として配られたものです。実家の蔵で見つけました。
当時の新聞記事:当時の山本達雄農相も臨席
同じ木の標本が入っていますが、色などが異なっています。他の木と同じように見えるのもあります。
素人には区別をつけられません。それにしてもいろんな種類があります。
繰り返しになりますが、国内の人工林は成熟して余剰になっています。
「地産地消」の精神で国産木材が利用され、林業の復興になることを期待しています。