続・過去の栄光何するものぞ - 役に立つこともあり | cynthia-dr-murazumiのブログ

cynthia-dr-murazumiのブログ

ブログの説明を入力します。

過去の文献などの処分をしようかどうか悩んでいたら、FGF(線維芽細胞成長因子)製剤の治験に参加した際の論文の別刷りが出てきました。FGFは皮膚潰瘍治療薬として開発されたものですが、美容医療では皮膚のコラーゲン量アップを目的として使用されています。肌の張りやニキビ跡・毛孔性苔癬などの回復に役立ちます。具体的には、ダーマペン・水光注射・ダーマローラー・パールフラクショナルレーザーの治療に用いています。リジェンスキンマスクにも含まれています。

 

大学病院を主体に行った治験で、難治性皮膚潰瘍である褥瘡症例が多いということで、当時勤務していた労災病院に北大の医局から依頼が来ての参加でした。当時が懐かしいです。