雷雨・雷鳴・サンダーバード・雷鳥・ライチョウ | cynthia-dr-murazumiのブログ

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猛暑がつづいています。地域によっては、突然の雷雨もありました。二日前の休日に空を見上げていたら、ピカッゴロゴロゴロと雷が光って鳴っていました。D-Day(1944年6月のノルマンディー上陸作戦)で米軍兵士が用いた合言葉である「フラッシュ」(flash:稲妻)と「サンダー」(thunder:雷鳴)を思い浮かべてしまいました。

北米インディアン伝説に、雷雨を起こすと信じられた巨鳥「サンダーバード」(Thunderbird)が出てきます。雷の精霊で自由自在に雷を落とすことができ、獲物も雷で仕留めるとされています。

 

サンダーバード(イメージ図)

 

映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(2016年)では、白い巨鳥として登場しました。この鳥の名が付いた米国陸軍航空隊の飛行場「Thunderbird Field」が第2次世界大戦中に米国アリゾナ州にありました。

 

飛行場のエンブレム

 

1960年代に製作された英国のSF人形劇「サンダーバード」(Thunderbirds、国際救助隊[IR] International Rescue の活躍)は、この番組のプロデューサーの兄がこの飛行場に滞在したことがあったことからタイトルに選ばれたそうです。

「サンダーバード」を日本語に直訳すると「雷鳥」になります。そこで連想したのが、長野県中央アルプスでの国の特別天然記念物で絶滅危惧種の「ライチョウ」の復活計画です。中央アルプスでは、2018年7月、約半世紀ぶりに雌1羽が確認されました。そこでその雌が産んだ無精卵を他の雌が産んだ有精卵と取り替えて温めさせたところ、6月に孵化したのですが、その後巣に近づいたサルにヒナが驚いて巣から逃げて凍死して失敗したのです。次の対策として、今月1日に北アルプスの乗鞍岳から中央アルプスに19羽を移送し、5年後には100羽に増やす計画だそうです。

今度困ったことが起きたら「サンダーバード[IR]」に救助を求めましょう。間違って伝説の「サンダーバード」に頼んだら、雷に打たれて焼き鳥にされそうです…などと雷を見ながら連想・妄想してしまいました。

 

 

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