緊急事態宣言が解除を受け、休館中だった博物館や美術館の観覧が再開されています。都内には数多くの施設があり、再開を待ち望んでいた方が多かったと思います。ただし、休館中の4月から入館料が値上げになっている施設があります。
東京国立博物館の常設展の料金(一般個人)は、620円から1000円になります。値上げは新型コロナウイルスとは関係なく決まっていたことですが、知らずに訪れたら戸惑うかも知れません。より充実した施設になるために必要な値上げであり、海外の施設に比べて安すぎるということもあるようです。なお、特別展は別料金が必要になります。同館の一般料金の変遷を示した表があったので紹介します。
30年間で約3倍になった計算になります。1989年で360円でしたが、当時はバブル全盛期だったことから考えると安い設定だったように感じます。
現在の入館はオンラインによる事前予約が必要で、多少の不便さは伴うようですが仕方ありません。