運び屋はサンダル履き? | cynthia-dr-murazumiのブログ

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クリント・イーストウッドが監督・主演の映画「運び屋」が上映中です。メキシコからドラッグを運ぶ爺さんの実話に基づいたストーリーです。

英語の原題は「THE MULE」です。日本語では「ラバ」を意味します。雄ロバと雌馬から生まれた雑種で、荷運び用に使われる動物です。「強情な人」「頑固な人」の意味もあるようです。私の古い英和辞典には「運び屋」の意味は記されてはいませんでした。スラングにそのような意味があるかまではわかりませんでした。映画の内容から意訳して、「運び屋」と付けられたのかも知れません。

履物の「ミュール」も同じスペルですが、私の古い辞書では「室内用のスリッパ、サンダル」となっていて、とくに女性用のおしゃれな履物とはなっていませんでした。日本で「ミュール」の呼び名が流行って広まったのは20年ほど前からのようです。しかし、調べたところ、オードリー・ヘップバーンが映画「ローマの休日」(1953年)で履いていたことから、「ヘップサンダル」や「ヘップ」とも日本では呼ばれることもあるそうで、古くからあったのです。

ひとつの単語にいろんな意味があるのは面白い反面、どのような意味か解釈するのに迷いそうです。

わからないとスリッパで叩かれるかもです。