戌年にちなんで part 1 | cynthia-dr-murazumiのブログ

cynthia-dr-murazumiのブログ

ブログの説明を入力します。

今年になって1ヵ月、1月の終わりとなりました。ペットの世界では、犬より猫の飼育数が多くなっているそうですが、今年は戌年なので(趣味に合わせて強引に)犬に関連したミリタリー模型(ボックスアート)を紹介してみましょう。今回は第2次世界大戦中の軍用犬です。

 

ドイツ野戦憲兵セット:軍用犬としてシェパードのフィギュア入りです

 

マニアックなことを申すと、野戦憲兵の服装は肩章の縁など兵科色はオレンジです。左腕に付けた憲兵徽章は兵卒と下士官がオレンジ、将校は銀色でした。同じく左腕に巻いたアームバンドは茶色です。また兵卒と下士官は憲兵を示すゴーゲットを胸に装着。ゴーゲットは銀色のメタル製で左右のボタンや中央の鷲章は夜光塗料で塗られていました。 

 

こちらもドイツ野戦憲兵と軍用犬のセット

 

ドイツ軍検問所セット:お座りした軍用犬のフィギュア入り

 

米軍関係では、米海兵隊員と軍用犬(ドーベルマン)のセットがあります。

 

 

ソ連軍関係では、対戦車チームセットに対戦車犬(戦車犬、爆弾犬、犬地雷とも呼称)が入っています。背中に爆薬と起爆スイッチとなる木製レバーを背負い、敵戦車の下に潜り込んだところで起爆レバーが倒れ、戦車を爆破する役目を果たす軍用犬でした。

 

 

日本軍では軍犬として民間から軍用犬(シェパード、ドーベルマン、エアデール)を購入していたそうです。一方で、ペットの犬や猫は、軍需向けの牛・馬・羊・鯨皮の供給不足を補うために軍需省への供出を強制されるという受難の歴史があったのです。