私は福祉系の国家資格を目指す子たちに立ち話をしているのですが、
私の話す内容ってイギリス社会福祉史とかドイツ社会福祉史とかなので、喋ることは毎年さほど変わりません
エリザベス女王がーとかビスマルクがー
とか、そんな感じの話をしています
研修で人手が足りないときは介護の実技指導もしますが、普段は講義をしています
で、ですね
小学校ですよ！
小学校ですよ！
国語とか算数とか理科とか社会とか音楽とか図工とか体育とか英語とか
しかも１年から６年まで教えるわけです
すごすぎませんか？
小学校の先生方！
プロですよね
よくですね
「え？ おかあさん、すごい方なんですね」
と誤解されるのですが、
全くすごくないのです！これが！！
社会福祉概論とかね高齢者福祉論とかね、
すごいこと話してると思うじゃないですか
ごくごくごくごく基本的なことを話しています
難しいことは何も話していません
いや、話さないといけないですし、話したいと思ってはいるのですが、そこまで到達しないのです
みんな全部忘れています
たとえば、エリザベス救貧法は1601年制定ですが、同時期の日本の人物を挙げさせると
「…紫式部？」
とか言うのです
いやいやそこまで遡りますか？な回答続出
もちろん、歴史に詳しい男子とかもいるので
全員がそんな風ではありませんが、８割はそんな感じです
私「一旦1600年ごろの日本を確認しますね、関ケ原で誰と誰が戦っていましたか？」
学生「織田信長と明智光秀？」
マジか！！！！
でもこのレベルであのお給料は有難いです