女性が産みたい子供の数の平均値は
2.32から2.48の間をずーっとウロウロしています
増加傾向も減少傾向もみられません
つまり、子どもを産みたいという女性は減っていないし
減る傾向もないし
いつの時代も子供を産みたい人のほうが多数派で
産みたい人の多くは2人、3人と答えています
では、なぜ出生率が低いのか?
晩婚化が原因とも言われていますが
妥協せずに好きな人を探していたら、まあそうなりますよね
親が決めた相手と結婚させられる、なんて時代もありましたが
人権的にむちゃくちゃな話です
今は、イヤな相手と無理矢理結婚しなくてもいいし
結婚相手も自分で選べるし
とってもいい時代です
しかし、結婚というのは1人で決められるものではありません
相手にも自分を気に入ってもらう
という無茶苦茶高いハードルがあるのです
そして、これは国の力などではどうにもできません
国や自治体ができることはせいぜい
出会いがない人たちに出会いの機会を提供することくらいです
恋愛というものは政策でどうこうできるものではないし
今の日本では恋愛を経て結婚という人が大多数です
ご存知の通り
お見合い、周囲の圧力→自由恋愛
の流れはもうとっくに止まっていて、
今や圧力で結婚する人など皆無です
先進国では、どこも少子化傾向にありますが
出生率が1.0を切った国はありません
納得のいく結婚の追求から
晩婚化、稀婚化となったのです
これ以上は、日本で少子化が進む要因はもうないのです