自分の過去のニュースを見た記憶をたどると・・・
燃料棒取り出しは、劇的な変化として報じられており、
それを見た私たちも「ようやく動き出した!」
と強いイメージを持っているのですが。
メディアや新聞とは、なんでしょう。
「視聴者や購読者が知りたい情報をウソ偽りなく教える。」
それが、本来の姿なのではないでしょうか??
原子力の日々の状況は、国民一人一人が、今、
一番知らなければいけない情報です。
日本全国民の食の安全にかかわり、命を左右し、
未来を壊すものですから。
それが・・・
東電・国・マスコミそろって、過去の事にしてしまっている。
原発事故は、今もなお起きているんです。
福島で!
そして、それは未来の事なんですよ!
けっして、過去の出来事ではないのです。
それが、まんまと、風化してしまっている。
過去の事として。
これは、恐怖を感じました。
福島の農産物や水産物を「危険」というと、
風評被害といわれバッシングされますが・・・
我々は今、「風化被害」にあっています。
風化が風評を生んでいるんです。
くだらない野次ごときで、人権侵害と大騒ぎし・・・
ワイドショーは、脱法ハーブや薬中芸能人で一色・・・
馬鹿な不正県議が泣くのを、面白おかしく報道し・・・
サッカー日本代表の体たらくに嘆き・・・
爆発中の原子力は、一体全体どこに行ってしまったのか?
たった「子供産め!」
という言葉で女性の人権が侵害されるなら・・・
実際に、100人に迫る子供の甲状腺がんを生み、
これから産まれてくる子供たちに健康被害を与え続ける放射能汚染は、人権侵害どころか、
人権を破壊する代物なのではないのですか?
我々は、日々、
国と東京電力に恐ろしい人権侵害をうけていることになりませんか??
東京新聞に購読を変えて、初日。
それに気が付いた。
子の親として、なんという体たらく。
ショックです。
続く