紙ジャケ
う~ん、何で紙ジャケが出ると欲しくなるんだろう?
たとえそれがすでに持っているアルバムであってもね。
いや、逆にすでにCDだけでなく古いLPを持っているものの方が、余計に欲しくなる。
つい最近だと【JOURNEY】と【STEVE PERRY】を買ってしまった。その前だと【THE SMITHS】かな。
【MSG】も買いたいんだけれど、これは何とか我慢しています。
ただ、紙ジャケ化することで今まで手に入りにくかったCDが買えるってことはうれしいな。
学生の頃はどんなに欲しいLPでも買えるのは月に1枚がやっと。それもお小遣いをみんなが買い食いしてる中で我慢してさ。
また、買うことで久し振りに聴いて懐かしさで感動することもあるし、頭の中で残っていたメロディや音の違いに
『そうだったかな、こんなところにハイハットが鳴ってたっけ?』とか、新しい体験もできるしね。
FMやカセットで聴いておぼえていただけなんだから、それもありかも。
でも、CDばかり買ってどうするんだろうって思うこともある。
将来、退職でもしたら【ROCK BAR】でもひらけるかも。
せっかくのコレクションだからね。
Paul Weller
最近の日本における【Paul Weller】人気は、とてもうれしいよね。
全英No.1シングル連発で人気投票をすれば必ず1位というあの【THE JAM】の頃は、
日本では泣かず飛ばずで一部の人の間でしか話題にならなかったのにね。
その後はカフェブームだか何だかわからないけど、
おしゃれバンドとして【The Style Council】が話題になりとりあげられたけれど、
それは決してPaulの音楽性を正しく評価したものではなかったし
事実、当時の来日コンサートで感じたことはやたらと人は入ってはいたけれど
勘違いしたカップルとかが多く、ロック・コンサートとしての盛りあがりはなかったように思う。
ライブにおいてギターを持ったPaulは激しくかきむしるように演奏するから、
おしゃれとはちょっと違うしさ。
ただその後にソロに転向してからの日本の対応は良かった。
どこともメジャー契約が結べずにアルバムの発売もままならない時に、
真っ先に契約したのは日本のポニーキャニオンだったんだから、これには感謝してます。
その後はOASISなどによる影響をうけた人としてたびたびPaulの名前があがり、
現在の【Paulあにき】としての存在があるんだから。
旧盤も再発されるしもっともっとこれからも頑張って活躍して欲しいな。
廃盤
ROCKのCDは、なぜ廃盤ばかりなのだろうか?
ライブで曲を知らない人が多いっていうのも、その曲を聴く機会がないからかもしれない。
例えばWHITESNAKEのCDのカタログをみても国内盤はほとんどが廃盤だし、
ライブで演奏する楽曲が多い【SLIDE IT IN】までもが廃盤とは。
John Sykesでメジャーになったゲッフィン時代でもその【1987】だけだし、
ましてはポリドール時代では最近、初期3枚が紙ジャケでやっと再発したぐらいだからひどいもんだ。
昨年夏の来日ライブでも当然演奏された【Ain't No Love In The Heart Of The City】も
本来なら大合唱のはずが、たぶん歌えないのは曲を知りたくても知ることすら出来ないからだよ。
オリジナル編集盤の【SNAKEBITE】は無理でも
あのライブ盤の【LIVE IN THE HEART OF THE CITY】はWHITESNAKEの魅力を伝える名盤なのに。
そうすれば今回のアンコールで全く盛り上がらなかった【Take Me With You】だって違ったはずだよ。
ROCKには永遠の名曲が多いんだから、それを今の世代にも知ってもらいたいよね。
名前だけじゃなく、曲としてさ。テレビを見ていても、CMやBGMで過去の名曲が使われてるっていうのに。
AC/DCもRUSHも国内盤は大半が廃盤だよ。
それでも輸入盤で発売しているから何とかなってるけれど、そうでないものも多いから。
レコード会社さん、お願いします!