西宮巡拝記① ~序~ はこちら
西宮巡拝記② ~西宮神社~ はこちら
西宮巡拝記③ ~廣田神社~ はこちら
【甲山大師神呪寺(かんのうじ)】
兵庫県西宮市甲山町
阪神電車
西宮駅北口より阪神バス鷲林寺循環線乗車、甲山大師前停
甲山
西暦190年頃、神功皇后が平和を祈願し金の兜を埋めたと伝えられ、
また、山の形が兜に似ているところから、
この名がつけられたと言われています。
高さは海抜309m。その中腹にある神呪寺は、海抜約200mに位置します。
神呪寺
天長8年(831年)10月18日、弘法大師により本堂落慶。
淳和天皇の第四妃であった眞名井御前は、3年間の修行を経て、
落慶同日に、弘法大師より如意尼という僧名を授かりました。
ご本尊 : 融通観音
弘法大師が如意尼のお姿を映して桜木に彫られた秘仏。
御開帳は5月18日
大師堂の仏様‥甲山大師
弘法大師58歳のお姿です。厄除け大師として有名。
毎月21日がご縁日
********************************
廣田神社前のバス停から鷲林寺線に乗り、
甲山方面へ向かいます。
さあ、眞名井御前(如意尼)の足跡をたどる旅の終着点、神呪寺に到着!
‥の前に、空腹がピークに達していたので、
お寺の最寄りのバス停から1つ戻って、
バスの窓から見えた食堂で腹ごしらえです。
1軒だけあった食堂!
開いててよかった。ホントによかった
食堂の裏手から階段を上り、山門へ到着
お寺の後ろに見えるのが甲山。
さらにえんえんと階段を上って…
境内へ到着!
眼下に西宮市街から大阪湾まで一望、
なかなかの絶景です。
お寺のパンフレットによると、
甲山を神秘的な神の山として信仰したところから、
この寺を神呪寺(神のような不思議な強い力のある寺)と名付けられたとのこと。
神呪は本来「じんしゅ」と読み、
「神秘なる呪語」「真言(仏様のお言葉)」という意味なのです。
また、神呪寺の「かんのう」の言霊は、
「感応」にも通じます。
私としては何か、ビビッと感応するというよりも、
とてもさりげない、
軽やかで精妙な氣を感じました。
境内のベンチに座って、
ずーっとぼーっと過ごしていたい氣持ち良さ‥
本堂と大師堂で、繰り返しお真言をお唱えしたら、
なかなか終わる氣にならなかった…。
*********************************
境内をゆっくり散策していると、
裏手に甲山への登山入り口を発見。
寺務所の方にお聞きしたら、
15分くらいで山頂に行けるということなので、
「お、意外と簡単! ラッキー♪」とそのまま登ることにしました。
登山用のスパッツを装着してきたとはいえ、
膝を壊しちゃってるので、ちょっと心配だったんですよね。。。
さて、甲山への道はホントに意外と簡単だったのか!?
~次回はラスト、
甲山~甲山森林公園の巨石群へと続きます~
*********************************
神社大好き女子の会LINE公式へようこそ!