義父が1月13日に旅立ちました。
満93歳。
昨年8月に高熱でグループホームから病院へ運ばれ、入院。
カテーテルからの感染症と誤嚥性肺炎を繰り返し10月中旬まで病院にて治療。
グループホームでは車椅子であちこち自走していたが、今回の入院でとうとう寝たきりになってしまった。
コロナで面会がほとんどできなかったので認知症もかなり進んでしまった。
会話が成立しない。
何を言っているか私も旦那もほとんどわからない。
左腕は動かなくなってしまったし、上半身を起こすこともできない。
動く右腕を突き出して「う~ん、う~ん」とうなっているが、何を訴えているか誰にもわからない。
そんな状態でしたが病院での治療は終わり(とりあえず状態が安定というか下げ止まりの状態)、10月中旬に以前入所していた老健へ移動となった。
老健では、以前からのスタッフさん達が手厚く看病してくださったので、コロナが少し終息していた時期に面会させてもらうと、病院の時よりずっと穏やかな表情になっていた。
でも月に1度は高熱を出し、そのたびに最期を覚悟したが、どうにか年末は私たちに穏やかな年越しをさせてくれたのがありがたかった。
年が明けて、ホッとしていたところに、また高熱を出したと連絡があり、その翌日の正午ごろ、「スグに来てください」と電話があり駆けつけると既に息は止まっていました。
最期までスゴク頑張って生ききった顔をしていました。
本当に頑張って年末年始を越えてくれたんだと思います。
今はゆっくりと義母二人であの世でにこやかに過ごしていると思います。
最期まで看取ってくださった老健の介護スタッフさんや看護師さん、そしてなによりも主治医の先生には感謝しかありません。
老健ではスタッフさんが死装束に着替えさせてくれると言うので、義母が用意しておいてくれた紬の着物や帯、襦袢を持っていきました。
足袋ですが、通常の足袋は硬直した体には、コハゼを止めるのが難しく履かせにくいということを義母の時に親戚から教えてもらっていたので、実は通販で伸縮性のある素材でソックスみたいにスルッと履ける足袋を取り寄せておきました。
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