ニホンカワウソ絶滅に思う・・・。 | チェブログ

チェブログ

標高1200メートルのお山暮らしです。
趣味は嵐とフィギュアスケート観戦!
櫻井翔君のファンであり、皇帝プルシェンコ陛下のファンでもあります。
山での暮らしをボツボツと綴っています。

先週、ニホンカワウソが絶滅危惧種から絶滅種になったというニュースを見て

なんだかずっと気分がめいっている。しょぼん


私はとってもカワウソが好き。ラブラブ


まあるいおでこやクリクリ動く黒い瞳や、賢そうな鼻筋や柔らかい毛並。

あらゆるところが私のツボにはまっていたよ。恋の矢


あんなに愛おしい動物が絶滅とは。 この日本からいなくなってしまうなんて。しょぼん


落ち込んでたら、友人が慰めようと思ったのか

「ぜったい、どこかに一匹ぐらい生き残ってるよ。」って

一匹だけ残ってたら余計切ないじゃないか!!!ってますます落ち込んだ。しょぼん汗


この『一匹だけ』というワードで「霧笛」という萩尾望都のマンガを思い出した。

あっ、原作はレイ・ブラッドベリの短編小説で萩尾先生が漫画にしたものを学生時代に

読みました。


ストーリーは

年に一回、霧笛の音に魅かれて恐竜の生き残りが一匹、遠い海、深い海底から幾日も泳いで

この霧笛のある灯台へやってくる。

霧笛の音が仲間の声と同じだから、そこに魅かれて長い長い旅をしてやってくるのだ。


恐竜の仲間はみな死に絶えてしまい、彼はたった一人で深い海の底眠っています。

百万年の間、ひとりぼっちで、二度と戻ってこないものを待っている恐竜。

そこへ人間が灯台を建て、彼の仲間と同じ声で鳴き続ける。

恐竜はこの音を聞いて、会いに来てしまったのだろう。


灯台にやってきた恐竜に対して、人間が霧笛のスイッチを切ってしまいます。


恐竜は驚き怒り、灯台を破壊してしまう。

破壊した後、恐竜は嘆き、とまどい、寂しがっているような声で鳴きます。


そしてまた深い海の底へ帰って行きます。


この話、とっても短いお話ですが、悠久の時と無限の孤独と、絶望を感じます。

これを読んだとき、どうしようもないほど泣いてしまいました。


そして今、また、この日本のどこかに最後の一匹になったニホンカワウソがいるのかと思うと

号泣してしまう。


おとなりの国からニホンカワウソでなくてもいい、違うカワウソでもいいから連れてきてあげて

その孤独を癒してあげたい。

もし、ほんとうに日本のどこかに一匹でもニホンカワウソが、生きているなら。


『霧笛』は「ウは宇宙船のウ」の中に収録されています。

ウは宇宙船のウ (小学館文庫)/小学館
¥520
Amazon.co.jp


原作↓ できればブラッドベリは小笠原豊樹の訳したものがいいんだけどね。

ウは宇宙船のウ (創元SF文庫)/東京創元社
¥777
Amazon.co.jp

「20世紀 生き物黙示録」というTV番組も哀しかったな。

一話10分足らずの短い番組だけど、秀逸です。

イギリスかどっか外国で作られた番組だったと思う。

絶滅したオオカミの遠吠えの声が音楽に重なってものすごく物悲しかった・・・。