20-21堺浜クリテ1st金太郎CUP パオーン編 | ホビーな自転車クラブチーム Cyclotron Targets(サイクロトロン ターゲッツ)

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自転車を通じて、ポタリング(自転車であちこちぶらつく事)、レース、グルメ、写真、カフェライドを楽しむホビーな自転車クラブチームです。

パオーンです。

ついに今年も堺浜クリテのシーズンがやって来ました!
気付けばロードバイク歴丸5年が経過、6年目に突入!
金太郎CUPにチャレンジし続け早何年??
徐々に完走出来るようになってきたけど、ラストスパートに耐えられなかったり、悔しく恥ずかしい思いを山ほどしてきました。直近の夏の堺浜クリテでは、南修二選手を初め、S級1班の選手が沢山来ると意気込んだものの、半分でDNFと惨敗、惨め、辱め、屈辱、心をおられ叩きのめされました。
 
・・・が、、今回のパオーンは違う!
やる事やった!ポジションを大幅に見直し、FTPを50位上げてきました!
初めてちゃんと明確に3ヶ月間メニュー組んで仕上げてきました!
 
 
それでは行きましょう!
これは、修二とパオーンの恋の物語である!(もちろん片思い)
レース前、心拍計が反応せず。。別に要らんわ!どうせサイコンなんて見ないし!と集中。
(以降、動画切り抜き画像の心拍数だけは異常値です)
スタート
いつリアルスタートになったか、バイクのクラクションを聞き逃すも、
安定して加速していく。
ローリングから1周はギアを決めきらず、鋭角コーナーの立ち上がりで変速機をイジりまくる。
2周目、
まだ強く引ける選手が前に出てこれてないのでスローペース
2周目のバックストレートで何故か急加速し、前方中切れが起こるが、一瞬で何人かをパスし、ブリッジ。え?今の自分??凄く加速早くなってるんですけど!!成長をめちゃくちゃ感じる!
そして、3周目には速度が安定。
トレインはまだ右へ左へ揺れてるが、自分からは真っ直ぐ!1番先頭を見ていれば、次にこっちに来ると分かるので数秒間耐えるだけ!
4周目、
バックストレートでトレインに乗車ミスも、速度が遅いので問題なし。なんで遅くなったのかと思うと、
説明不要のスター選手、、サンドゥー選手が引くのをやめて降りてきたから。やはり凄い選手ですね。
その後、前方でいきなりアタックがかかり、
鋭角コーナーでちぎられるも、次のポイント周ポイント狙ってる訳じゃないので無視。
とにかく自分の前とちぎれないようにしっかりスピードを合わせる事だけを意識。
 
そして、5周目の鋭角コーナーで遂にその時はやって来ました!
画面1番右、古性選手が来たので、もう近くに南修二選手がおるかなと思った瞬間、
ドン!!!この圧!夏を思い出す!!
右後ろから南修二選手が!!!(以下、敬称略)ここ1ヶ月あらゆる動画を見まくり、修二にぞっこんのパオーン!体格、フォームすべてがパオーンの目指す形!
キターー!!速攻で後ろを取る!!
絶対に逃さない!同じS級の松村選手、修二の後ろを譲って下さりありがとうございます!
6周目、
ずっと修二の後ろを走り、ひたすら観察しました!
7周目、
修二のおしりかじり虫〜
でも絶対に当てないように!
ライン外して多少風を浴びる位問題なし!
もし当てたら、、(youtubeより↓)
修二に、
ヤラれる!
7周目も、
古性選手、修二と、松村選手の間に挟まれながら集中して走行。
8周目に入り、
バックストレートで、マトリックスの永良選手に集団内にねじ込まれる(笑)先生、勘弁してください!中は嫌いです!
9周目、稲川選手も降りてきて、修二が中に入ったので、稲川選手をマーク。
しかし、バックストレートのトイレ前で、下がってきた選手に引っかかり、
稲川選手と修二が行ってしまう!
オレの修二!!!!
パオーンの後ろにずっと付いておられた松村選手が即座に左から追ってくれる!この人に付いていくしかない!この日初めて中から上がり、
10周目、2回目のポイント周回で稲川選手、修二、松村選手のトレインに加わる事が出来ました。
でも・・・なんか気味が悪い。。。
ポイント周回のバックストレートなのに、何故こんなに遅いのだろう。
嵐の前の静けさか??
ただならぬ気配を察知した修二と稲川選手が何やら話をしだす。
鋭角コーナーを過ぎてもなお速度は上がらず。。
でもこの速度域でこの距離で会話って出来るの??スゴピー!
誰も行かないと言う事は、最後のゴールを取りに来ると言う事ですね!!
これは最後絶対に行く!!
パオーンも悩む。。心拍センサーがおかしくて分からないけど、絶対余裕がある!脚も全くもってフレッシュ。
11周目、
後ろからまたもや松村選手がスルッと上がり、ついでに稲川選手にヘッドパンチをお見舞いし、笑いながら上がっていく!!余裕すぎるでしょ!
そうだ!パオーンに失うものはない。よし、上がってみよう!と決意!
修二、松村、稲川トレインから右を目指し移動。
そして、12周目に入るところで、稲川選手の右からダッシュ!
よし、理想的!かなり番手を上げた!
あれ?やべ!!曲がれない(笑)
こんな速度はあまり出したことないから!
でもOK、修二発見♪
再び修二ロックオン・・・と思いましたが、右のトレインが早く、降りれない!
そのまま修二をパスし、
加速し続ける!
そして、かなり先頭が見える場所まで番手を上げたところで、またしてもマトリックスの長良先生に指二本あげられ、トレイン外へ放り出される(笑) ホンマに勘弁して下さい(笑)
もう内部の選手も全然譲ってくれず、永良さん共々
鋭角コーナー後と、
ホームに立ちがる場所で路肩を走らされるまで押し出される始末!
このままだとコーンに当たると思い、声を出してねじ込ませて貰い、ゴメン!と謝ると、
ハム太郎さんと同じバイクに乗った方から挨拶を受け、事無きを得ました。
ほんまに勘弁してください!!プロの距離で走ってないからね!
冷や汗かきまくった12周を追え、13周目へ。
古性選手発見。
綺麗なフォーム!腰痛になる場所を起点に腰全体が持ち上がるようなフォーム。これは真似出来ない。2列走行で眺めていると、
その古性選手にワシッと弾かれ、外へ(笑)
嘘〜ん!!ここにきてトレイン外は痛い(笑)
だいぶ削られたけど、なんとか鋭角コーナー手前で助かりましたわ。
ん???古性選手の左端に修二おる!!いつの間に!!!
松村選手、稲川選手にも抜かれ、グングン加速!絶対に置いていかれないように、しっかりかける!
14周目、ラスト2周に入る所で何かめっちゃ臭う!勝負の香り!!
稲川選手の肘が曲がり、体に力が入ったのが明らか!!くる!絶対に来る!!
コースを開けながらパオーンの方が先に漕ぎ出したのに、
とんでもない加速で飛ぶ!!
すっげー!!!すっげー!!!飛んでる!!前に引きずられる!!一気に20人以上抜く!!
でも、、、パオーンは、
あか〜ん、こんな速度で曲がった事無いー!!!!
漕ぐのをやめてコースアウトを防ぐためなんとか粘るのが精一杯。
なんとか体制を立て直し、再加速する頃には、コースを防がれ、
それ以上上がれず。。そして、稲川選手は、この画面の2列の真ん中前方にめっちゃ小さく映ってる位離される!!決まった!!
釣り逃した獲物は大きいとショックを受け、風を全面に浴びてると、まだ前に古性選手も居る。
スター選手サンドゥーさんも♪
まだ終わらない、いや、終われない!まだ修二への恋は成就していない!
鋭角コーナー後に気持ちを切り替え、ゴールスプリントに向けて集中力を上げていく!
またコースアウトしそうになるとヤバイ!
最終周回に入るととんでもない速度になる。この周をしっかり付けた事は無い!
未知の世界へいざ行かん!!
ラスト周回!
みんな50キロ以上で突っ込んでいく!
少し前が詰まるも、そのまま埋もれる事を選択。今思うとこれが敗因。風を受け、全てを出し切っても右から行くべきでした!
それを体現してたのが、直後に右からぶち抜いて行った岡崎選手!!5位になってましたけど、やはりここで勝負かけないとダメなんですね!
パオーンはインに寄れずにアウト側へ。
するとまさかのコーナー直前に修二に抜かれる!!油断した!!!!
更にコーナーで膨らんできた選手に少しロスさせられ、
スパートかけるのが、完全にコーナー後に!
先にバイクを振り、
一気にインへ!
修二はどこだ〜!!
数名抜くと前が空いてるので個人のフルパワーを試してみる!
過去最高記録!!58キロ!
修二の集団の後ろにめり込む形でゴール!
結果は、過去最高順位の27/53位!
ほぼ半分ですね!ついにここまできました。。
充実感半端ないレースでした!!

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レース後、修二と撮ってもらった写真等はまた次回♪