ATTAQUEホイールのインプレ | ホビーな自転車クラブチーム Cyclotron Targets(サイクロトロン ターゲッツ)

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自転車を通じて、ポタリング(自転車であちこちぶらつく事)、レース、グルメ、写真、カフェライドを楽しむホビーな自転車クラブチームです。

パオーンです。
カーボンのセミディープホイールを入手して、半月程経ったでしょうか。

GUSTO(グスト)のオリジナルモデル、ATTAQUE(アタッキ)カーボンチューブラーホイール!
リムがFFWDのやつね♪
 
はっきり言って、めちゃくちゃ気に入ってます!めちゃくちゃ!
見た目はもちろん、走る感覚がエグい!
200キロ程走ってみた今の所、ほぼメリットしか感じない!
①何よりもまず空気圧が高いため転がり抵抗が少ない!クリンチャーでは8BARまでしか入れられないが、チューブラーは12BAR(実際は空気入れの関係で11BAR)まで入れられるので、感覚としては転がるよりも飛んでる気分!
②ホイールの重量はもちろんですが、それよりも①の恩恵で加速が楽!
③これも①のおかげて、高速でコーナーに突っ込み車体を倒しても、タイヤがへしゃげないから非常にコントロールし易い上、スピードも落ちにくい。
 
デメリットは、
①肩や手首が疲れやすい。固すぎるので、路面の段差等の衝撃が肩にもろにくる!これは体幹を強くし、ハンドル加重を限りなく無くすしかないんでしょうね。脱力は難しい!
②パンク対策。これはクリテには関係ないからいいでしょう。
③時代遅れと揶揄される。チューブラーは古いしチューブレスの方が優れてると、ネットや雑誌でディスられてる。近年では、クリンチャーやチューブレスの技術革新が飛躍的で、一部実験結果では、チューブレスの方がチューブラーに比べて空気抵抗は最低値を示しているとあります。まあ、自分の感覚を大事にするパオーンには無関係ですな。
 
 
以上、纏めますと、空気圧が高いから後輪が潰れない!これが全てです。体重+バイク+ウエア類=85キロ以上あり、更に後ろ乗りのパオーンにとって、後輪が潰れない事がいかに地面との抵抗を無くすことに直結するのかがよく分かりました!23Cと25Cのタイヤの違いによる接地面積より空気圧の方が遥かに効果を感じる!去年、とある自転車雑誌に、8BARよりも7BARの方が速かった等の記載もあったけれど、絶対嘘やと信じてる。空気圧が高い方が抵抗が少ないに決まってるやん!ニヤリ
 
いや~でも、ホイールは、ハブのベアリングの性能が全てだと信じていたパオーンには目から鱗でした。やっぱり食わず嫌いはいけない。固定観念や誰が書いたか分からないネットを信じるより、全て自分で確かめる事が何よりも大事!
 
さて、面面と良いことばかり書きましたが、大事な事を書いときます!平地は結局、出力と、体の空気抵抗による所が大きいので、それ以外のファクターは微々たるものです(笑)
 
究極は、前面投影面積をどれだけ小さくしつつ、パワーやケイデンスを損なわないフォームを作るかが全て何だろうな~と思います。(全く自分では出来てないけど(笑))
 
最後に、失敗した事を1点だけ。
7BAR以下で走行する時、ヒョッっと言う音なりがホイールからして、よく原因を探ると、バルブ位置が地面に接地するタイミングでした。
ディープリムでは良くある症例らしく、バルブとリムの穴の内側が擦れているのかしら。
よくよく調べてみると、
このような、ラバー付きのバルブエクステも存在する模様。
商品説明には、バルブとホイールが振動して反響するのを防ぐと書いてあるので、共鳴みたいな位置づけでしょうが、高圧の時は鳴らないのでそこまで有効な対策か疑問は残りますね。そんなに売れて無さそうだし。また、40mmからしか存在しないので、いずれにしても採用不可。
 
一番有効そうな方法としては、タイヤを張る前なら、バルブにビニテや絶縁テープを巻く事が一番の予防法らしいのですが、もう張っちゃってるので、
ホームセンターで一番小さなOリングを購入してきまして、
凧糸を使い、頑張って付けてみました。
が、失敗。Oリングが入る程のスペースはありませんでした(笑)
グストに問い合わせてもらうと、タイヤ取り付け後だと、ストローを突っ込むという選択肢もあるみたい!
なるほどね~。じゃあギリギリの長さのストローを突っ込んでOリングで押さえるのもありですな。
 
まあ、今のタイヤはじきに交換するから、その時に絶縁テープで対策する事にして、ストロー案は予備知識として持っときます♪
あ、11BARで走る時には全く音鳴りはしませんのであしからず。
 
大変長くなりましたが、本ホイール搭載のグストの完成車を検討してる方に役立つと幸いです!因みに、このホイール、単品での販売も今後検討されるとの事ですが、値段がパオーンが譲って頂いた値段の倍・・・10万~11万予定らしいです。まあ普通はその位しますよね。やはり初めから搭載されている完成車を購入する(実質4~5万円)方がお得です。
 
以上です♪パオーン