今年15冊目読了。

 

同じモノを売っているのに、儲かっている会社、儲かっていない会社 Kindle版
金子 智朗 (著)

 

★★★☆☆ 稼働率を上げるという項目で紹介されている事例は面白い

 

著者はコンサルタント、公認会計士、税理士。東京大学工学部卒業、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。日本航空株式会社、プライスウォーターハウスクーパースコンサルタント等を経て独立。現在、経営コンサルティングを中心に、企業研修、講演、執筆も多数実施。プライトワイズコンサルティング合同会社代表社員、名古屋商科大学大学院教授、多摩大学大学院客員教授。
「利益」から仕事のやり方・考え方の違いが見えてくる。
(www.amazon.co.jpから引用)

儲かっている会社と儲かっていない会社は何が違うのかを解説し、論点としては戦略、管理会計、マーケティングと幅広くカバーしている。
特に稼働率を上げるという項目で紹介されている事例は面白い。
ルノアールとスターバックスは売っているものは同じコーヒーだ。
ルノアールのほうが高く売っているが、スターバックスの方が儲かっている。
なぜならスターバックスの回転率のほうが遥かに良いからだ。
しかし、ドトールのほうがもっと回転率は高いのだが、スターバックスの方が儲かっている。
回転率だけではないということなのかもしれないが、これがビジネスの加減の難しさというところだろうか。
またTimesの駐車場を運営しているパーク24の事例も面白い。
回転率を上げるためには常に満車を目指すというのが駐車場ビジネスを成功させるための秘訣だと考えるかもしれないが、Timesは常に1台・2台は空いているという状態を目指しているという。
それは、常に満車であると、お客さんが「いつ来ても満車」という印象を持って敬遠してしまうからだという。
時間貸し駐車場というのは常に満車になっていればいいということではないということだ。
読めばビジネスのヒントが得られると思う。