今年20冊目読了。
やる気を引き出し、人を動かす リーダーの現場力 Kindle版
迫俊亮 (著)
★★★☆☆ 泥臭く信頼を現場から勝ち取っていく事が大事
著者は1985年、福岡県生まれ。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)社会学部を卒業後、三菱商事に入社。その後、ベンチャー企業のマザーハウスに転じ、同社の創業期を支えながら台湾における事業確立などでも成果を上げた。2013年にミスターミニットを運営するミニット・アジア・パシフィック入社。苦戦を強いられていた東南アジア事業の建て直しを担い、2014年4月、29歳にして代表取締役社長に就任。
10年連続右肩下がりの会社をV字回復に導いた、現場が自ら動き出す「リーダーシップ」と「仕組み」のすべて。
(www.amazon.co.jpから引用)
本社からの無茶な指示に現場は疲弊、管理職は続々とうつで休職、退職。
現場と本社の信頼関係はゼロに等しく、現場が本音を言えない最悪の雰囲気。
馬鹿げた伝統やルールがイノベーションを阻み、新サービスは40年間成功ゼロ。
それが著者が入ったときのミスターミニットの惨状だった。
それをわずか三年でV字回復を果たした。
問題の本質は経営でも現場でもなかった。
その乖離こそが一番の問題だったのだ。
リーダーが階層意識を持つのは大きな問題で、リーダーはあくまで役割の一つだ。
一部の天才を除けばみんな凡人で大差はない。
結局ハマっているのは下記の構図だ。
現場理解がないから見下す。
見下すからマイクロマネジメントしようとする。
マイクロマネジメントしようとするから現場のモチベーションが上がらない。
だから、リーダーに必要なのはむしろ現場に「自分の知らないことや経営のヒントを教えてください」とお願いする姿勢だと著者は述べる。
泥臭く信頼を現場から勝ち取っていく。
それこそが最も大事な力だ。
特にエリートであればあるほどこの力が大事になるのだろう。