春は街巡り、彩りは自然の中に

 

昨日に引き続き今日も乗るぜ。

 

概ね関東の今の実力で日帰りで行けるエリアについては割と行き尽くしているので、細かなところを潰していくスタンスだ。

 

昨日の千葉に引き続き、今日はお馴染み埼玉エリア、以前にも行ったことはあるがその中でも絶妙な怪奇スポットを目指すことに。

 

観光地といえばそうなのだろうが、果たしていうほど流行っているのか。

 

この目で確かめてやるぜ。

 

 

  埼玉県民のデートスポット?キャッチーな名前を目指して

 

昨日の疲れが残る中、最近あまり通っていなかった街中のルートを抜けて埼玉を北上。

 

まずは中間地点としてちょっと大きめな公園を目指す。

 

今回はほとんど途中休憩は取らず走り続ける形に。

 

 

距離にして30kmほどだったので、1時間半くらいかな、それくらいで到着。

 

それがトップ画の上尾丸山公園だ。

 

池を携えた公園地で、家族連れで賑わっている。

 

また地元の祭りを開催中らしく、私がついた頃に何かの出し物が始まるところだった。

 

そんなにゆっくりしていられないので横目で見ながら通り過ぎて来たのだが、なかなか綺麗に整備されており、人口密度的にそこまで過密でもなくゆったりするにも良さそうなところだ。

 

つつじか何かが鮮やかに咲いていた。

 

 

そこから再び自転車にまたがり目指すは吉見百穴。

 

山のあちこちに穴ボコが空いているというところだが、どんなもんかと。

 

実は以前にも行ったことがあったので、ちゃんと道を覚えているものでサクッと到着。

 

自転車の面白さは、まさに道を這うように進むのでその景色をちゃんと覚えられることだ。

 

人はそこそこに、相変わらずよくわからないところだ。

 

一応立て看板も見てみるが、どうやらこの穴たちが出来た時代くらいはざっくり把握されているようだが、結局なんなのかは資料が残っておらず、詳細はわかっていないらしい。

 

謎の穴に出入りする人たちを見送りながら、次のスポットを目指す。

 

 

やや山間部の道を行くと、もはや完全に田舎だ。

 

私の出身エリアとも似たような景色の広がるその界隈はそこはかとなく懐かしさもある。

 

これが原風景か。

 

それはともかく、思ったより距離はあったがいうても大したことはない。

 

もりもり漕いで早々に到着。

 

ぽんぽん山というところで、この岩山のあたりで足踏みをするとぽんぽん音がするということからその名がついたようだが、正直私にはそれがわからなかった。

 

お社があり、奥に進むと画像のような岩山があり、このあたりがぽんぽんするはずなのだが。

 

ちなみにこの反対側は絶壁となっており、景色それ自体は悪くはないが、あいにく曇り空でパッとしなかった。

 

私が到着した時に車が一台停車していたが、程なく出発して辺りには私1人となった。

 

一応立て看板もあり、QRコードを読み込むと説明が流れる仕様になっていたので、一応観光地化を狙っているのかもしれないが、施設としてそのキャパシティは感じられなかった。

 

 

地方にはきっとこんな謎スポットが点在しているはずで、これからはそうした地元の有名名所を巡る旅にするのもよいかもしれない・・・。

 

そんなことを思いながら帰路についた。

 

 

  今日のラーメン:中華料理 来々軒

 

例によって地図を調べて候補を見繕うのだが、今日は2件立て続けに営業していなかった。

 

一つは定休日らしく、今一つはすでに閉店していた。

 

なんてこった・・・と諦めかけたその時、比較的近くに中華屋を発見、なんでもいいからそこへ行くことに。

 

名前的に地元の町中華的な店だろうとは思っていたが、看板は色褪せて襤褸けている。

 

大丈夫だろうかと訝ったが、ここまで来て入らない理由はない。

 

 

入店すると、思った以上に綺麗でしっかり掃除が行き届いている。

 

物件自体の老朽化は避け難くあるわけだが、手入れされていることは見てとれる。

 

メニューを作り直すほどには儲かってはいないのだろうが、全然十分だ。

 

夫婦でやっているようで、親父は忙しなく料理を作り、奥さんが注文をとりホールもこなす。

 

やはり奥さんが元気に動いている店はちゃんと掃除しているので信用できる。

 

ラーメン+ぎょうさ+半ライスと書かれたラーメンセットを注文。

 

 

待っていると程なくして供されたのだが、まず出て来たのがご飯とキムチ、ポテサラ、冷奴である。

 

こんなにくるの?とちょっとびっくり。

 

それに続きラーメン、餃子が供されたわけだが、書いてある内容と違うじゃないか・・・。

 

こんなに食べられるかしらと心配しながらも、据え膳食わぬは男の恥。

 

 

さて、まずラーメンであるが、こうした街中華でありがちな味の素バンバンのやつかと思いきや、鰹節出汁の醤油味だ。

 

このタイプは久しぶりであるが、思った以上にちゃんとうまい。

 

具はのり、めんま、チャーシューのシンプルスタイル、メンマは自家製だろうか、あまり食べたことのない感じだがこれだけでうまい。

 

またチャーシューは肉肉しさ満載で、どれもちゃんとしているのだ。

 

 

そして餃子、こちらも最近ではあまり食べていなかった肉肉しいタイプの餃子で、肉汁とかではなく歯応えのしっかりしたストロンゴなやつだ。

 

ご飯のおかずにはバッチリで、餃子定食でも良かったかもと思うほどだ(あったか覚えてないが)。

 

ちなみに冷奴とポテサラもちゃんとしていて、下手な居酒屋のそれよりちゃんとしている。

 

キムチは少しだけそのまま食べたが、終盤はラーメンに入れてキムチラーメンにしたが相性バッチリ。

 

お腹は苦しいくらいにパンパンになったが、全体的にクオリティが高く、こいつは痺れたぜ。

 

 

親父が何故か途中やたらと時計を気にしていたが、私がいる間も絶え間なく客足があり、おそらく地元の人たちの馴染みの店になっているのだろう。

 

ラーメンだけでなく中華定食もラインナップがあり、思った以上に良かった。

 

機会があればまたこよう。

 

 

  鶯の鳴く頃に

 

今日に行った近辺は行って仕舞えば田舎エリアなので方々に公園があったので、途中に陸上競技場なども備えた公園に立ち寄ってまたぞおろ缶コーヒーを飲みながら休憩。

 

近くの木にいると思しきうぐいすがホーホケキョと鳴くのを聞きながらぼーっとする。

 

割と広いし、かなり整備された公園にもかからず人がいない。

 

最高だ。

 

而してのち帰途に着いたが、結構疲れていた。

 

全然スピードは出ないし、汗でベタベタするし、心肺機能もやばかったぜ。

 

それでも通ったことのない道を通りながら無事帰宅。

 

距離は115km、平均速度20km /h、消費カロリー1,780Kcalだった。

 

なんやかんや2日で200km走っているのだから、そりゃ疲れるよな。

 

 

帰って来てからはサッとシャワーを浴びたるのち、月一の自転車大掃除。

 

タイヤを外してチェーンも有機溶剤でがっつり磨いて、車体も拭き掃除。

 

なかなか綺麗になったので、そこからまた酒を飲むことに。

 

 

持久力とかそういうのはやっぱり続けていないと持続力は落ちるよね。

 

ともあれなかなか時間も取れない中なので、体力向上のためには工夫も必要かもな。

 

頑張ろう。