チャートを様々な角度から見る | 松下誠の投資家を元気にするブログ

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今、最も支持されているカリスマトレーダー松下誠が、毎日の市況やトレードの心構え、資金管理やルールなど、実践に即して相場を語ります。毎日のメンタルコントロールに最適です。

おはようございます、松下です。


今、多くの投資家は、
チャートを1つの判断材料として、
日々の売買に臨みます。


売買ルールが、
完全に数値化されていない場合、
このチャートの確認は、
非常に重要になり、
時に投資の成否を分けます。


このチャートの確認ですが、

人というのは、観察対象を
見ているようで、実は全く
見えていないということがあります。


後から振り返ってみると、
「なぜここで買ったんだろう」
と理解に苦しむような場合や、
単純な見間違いなど様々です。


これを防ぐために、
1枚のチャートを、
色々な角度から見ることを
おススメします。


例えば、
ある時点のチャートを、
日足で見て、週足で見て、月足で見る。


ローソク足だけを表示して見て、
移動平均線や他のテクニカル指標を
追加して見る。


全体を200本のローソク足で見た後に、
50本のローソク足で見る、
といった具合です。


文字通り様々な角度から、
チャートを見ることができます。


全て現在値という、
1つの時点のチャートですが、
実に様々な角度から見ることができ、
それぞれから違う印象を受けます。


違う印象を受けるということは、
売買の判断も変わる可能性があると
いうことです。


あなたはその中から、
自分が最も儲かると思う、
そんな買いタイミングを選ぶのです。


人は意外に先入観や固定観念に、
日々縛られています。


チャートの見方にも、
そんな先入観や固定観念が現れ、
ちぐはぐな売買をしてしまいます。


そうではなく、いつも納得の
いく売買ができるように、
チャートを様々な角度から見てください。


売買の精度が上がります。