未来を予想することは、過去を確認すること | 松下誠の投資家を元気にするブログ

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今、最も支持されているカリスマトレーダー松下誠が、毎日の市況やトレードの心構え、資金管理やルールなど、実践に即して相場を語ります。毎日のメンタルコントロールに最適です。

おはようございます、松下です。


投資家は、未来を
予想しようとします。


問題は、この予想の根拠が
非常に乏しく、願望や思惑の
レベルに甘んじていることです。


伝説の投機王リバモアは、

「これから相場で起こることは、 
 既に過去に起こったことであり、

 新しいものは何もない」

と言っています。


つまり、
未来を予想したければ、
過去を見ればいいのです。


しかし、多くの投資家は、
過去を見ることを行いません。


1年半前の2018年12月の暴落の時に
何が起こったのか?


12年前のリーマンショックの時に
何が起こったのか?


その暴落から、
市場がどのように立ち直ったのか、
確認することなく、今のコロナショックに
茫然として、願望や思惑を
抱くだけになっています。


投資家の損益は未来に決定され、
その未来を知りたければ、
過去を見ることが必要です。


早くそのことを理解し、
10年、20年、30年と過去の市場を、
様々な銘柄で確認してみてください。


その中に、心強い希望が
発見できると思います。