おはようございます、松下です。
全ての投資家は、チャンスを
手に入れたいと思っています。
でも手に入れられない人がほとんどです。
これはなぜでしょうか?
チャンスは、生まれたとき、
進行中の時にはなかなか分からず、
後になって振り返って、
「あそこがチャンスだった」と
気づくことが多いからです。
よく言われる、「後付け」というやつです。
今の日経平均株価で、
少し実感できますので、
解説してみましょう。
9/13の終値まで、日経平均株価は
9連騰を形成しています。
上昇の1日目は9/3ですので、
9/2終値で225ミニ先物を買っていたら、
9日連続で利益が伸びていることになります。
この間下落は一日もありません。
これはちょっとしたチャンスです。
さすがに9/2終値で買う根拠は何もありませんが、
9/5であれば買うことができました。
なぜなら9/5に前回8/9高値20,790円を
切り上げており、これは同時に8月の
保ち合い上放れでもありますので、
20,795円で逆指値買いはありです。
この9/5 20,795円からでも、
7連騰で利益を広げ続けますが、
9/5のエントリー時点にこれは分かりません。
つまり上昇するかどうかは不確実です。
この不確実を指して、市場では
「リスクがある」と言います。
今回9/13終値時点の9連騰というチャンス、
あるいは9/5買いエントリー後の7連騰という
チャンスは、エントリー時にはリスクがあり、
そのリスクを許容したから、
チャンスを手に入れることができたのです。
つまり、「チャンスはリスクの先にある」。
このことを理解していない人は、
いつまで経ってもチャンスを
つかむことができません。
なぜなら上手にリスクを許容できないからです。
あるいは全くリスクを許容できないか。
リスクのないチャンスはありません。
チャンスを手に入れるためには、
勇気を持って怖い中で飛び込まないといけないのです。
なぜそんな怖い中で、リスクを取って
飛び込めるようになるかというと、
理論を学んで、検証を繰り返して、
その先にチャンスがあると信じているからです。
チャンスはリスクの先にあります。
次のあなたのチャンスは、
どんなリスクの先にあるのか考えてみましょう。
そして準備を始めましょう。
その時が来たと思ったら、
勇気を持って飛び込まないといけません。
資金管理さえ行っていれば、
何度でもチャンスにチャレンジする
ことができます。
そしてその中から、
チャンスをつかむことができます。
チャンスとはそういうものであり、
チャンスをつかむとはそういうことです。