おはようございます、松下です。
毎年1月に実施している恒例の
個人投資家実績アンケートでは、
多くの投資家が損をしている実態が
浮き彫りになります。
今年実施したアンケートでは、
損をしていると答えてくれました。
この数字には、資金を失い
失意と後悔の中で市場から去って
いった投資家は含まれませんので、
実態はこれより遥かに酷いと推察できます。
市場ではいつも多くの投資家が
損をしているのです。
私はスクールやセミナーを通じて、
損をしている大勢の投資家に会いますが、
共通して不思議なことがずっと続いています。
それは、ほとんどの投資家が
損をしていても、その売買を
そのまま続けているということ。
それっておかしくないですか？
今まで損をしてきたということは、
そのまま続ければ、損をし続けます。
しかし何かを具体的に変えるわけでもなく、
売買を止めるわけでもなく、
「取り返さなければ」とか、
「次こそは利益を」という
気持ちだけで売買を続けています。
厳しい言い方になりますが、
いくら一生懸命に取り組んでも、
損をしている売買を止めて、
何かを変えなければ損失は止まりません。
いつか資金を失ってしまいます。
なぜ損をしているのか？
何を変えれば利益に変わるのか？
何を知れば利益に近づくのか？
ものすごく単純な問題ですが、
この単純な問題に対して、
あなた自身の理解と言葉で答えられるようになり、
実践できるようにならなければ、
利益は上がりません。
それまでは売買をしても無駄だということです。
これまで損をしてきた人は、
一刻も早く
「今は売買を止めなければいけない」
という単純な事態に気づいてください。
投資とは、そんなことにさえ
気づかせないような、精神の異常を
招く行為なのです。
投資は資金を増やすために行うもののはずです。
ps
投資家が損失から抜け出すために、
最も必要なものは知識です。
知識を手に入れるのは学校です。
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