6/28(金) 晴 116km

 

0440自宅→(輪行)0600大宮駅0630→(はやぶさ49)0920新青森駅0940→(32km)1110斜陽館1140→(8km)1200津軽中里駅1255(46km)1600眺観台1610→(8km)1625青函トンネル記念館1715→(1km)1720竜飛崎1740→(21km)1850奥津軽いまべつ駅1930→(はやぶさ48)2240大宮駅→(輪行)0000自宅 
 
 
昨年9月に続き、「大人の休日倶楽部」スペシャルパス利用で、39年ぶりの津軽半島へ。
 
このパス、18800円でJR東日本の特急乗り放題だが、昨年比3500円の値上がりは痛い。
ただ昨年は4日間、今年は5日間で有効期間が1日のみ延長。
 
 
昨年同様に日帰り利用で、できれば3回使いたいが、残りは天気次第で。
 
新青森駅は意外にも閑散。手早く組み立てて出発。
梅雨の合間の快晴は幸運。
 
せっかくの遠出で無理は禁物と心得て、平坦路は平均24km/hを維持することにする。
 
体調は上々、軽い峠を経て順調に、太宰治の生家「斜陽館」へ。
 
中学時に太宰は国語の課題でほとんど読み、一度は行きたいと思っていた。
 
旧家としては最高の保存状態で、さすがは戦争直後で最高のスター作家。
 

私鉄最北端の津軽中里駅。
経営が心配だが、鉄道マニアには人気がある模様。
 
構内の食堂での焼肉定食は、最高に肉が多かった。
 
平日なので地元客で繁盛していたが、隣席のおばば5人組の会話は、外国語なみに全く聞き取れず。
コテコテの津軽弁を聞いただけでも来た甲斐があった。
 
西海岸に出て、小泊にある太宰の「津軽像」。
 
海岸線の後は急坂が続くという39年前の体感は覚えている。
当然ながら当時と比べ、路面は大幅改善。
 
ラスト7kmの本格的な上りは最大11%、平均7%。
7km~8km/hのマイペースで足つきなし。
 
ピークの「眺瞰台」は標高470m、北海道は眼前。
10分の滞在で車の通行はゼロ。
 

全下りをかっ飛んだおかげで、運よく青函トンネル坑内見物の最終5分前に到着。
コンクリート注入の技術に感服。
 
39年前の竜飛崎はトンネル開通前だったが、ほぼ記憶にない。
 

有名な階段国道は自転車用スロープありで、それなりに需要があるのだろう。
 
クリート付きシューズなので、サンダル履き替えが必須。
 
以降はひたすらゴールの新幹線「奥津軽いまべつ駅」へ。
 
トンネル見学に時間を要し、発車35分前という、ちょうどよすぎる時間に到着。
パンク等のワントラブルで乗り遅れる緊張感ある走りだったので、できれば避けたかったが結果オーライ。
 
この駅は残念にもJR北海道管轄なので、新青森までの1駅は別途購入で2500円。
この区間の乗車がないと、始発・終電利用の日帰り津軽はできないし、大宮新青森間の往復でも通常は30000円以上なので、仕方ない。
 
いずれにせよ梅雨時でも天気は上々、道もよく車も少なく、走りも観光もこれ以上ない充実した1日だった。
 
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