ホテルよしざと0740→(40km)1350南大東空港
南大東空港1445→1505北大東空港
北大東空港→(13km)民宿二六荘
まずはかつてのシュガートレインへ。
人口1300人にしては立派な役場。
かつてはサトウキビでお金持ちが多かったとのこと。
現在でも主要産業だが、公共工事だのみか。
気象台で毎朝8時半に打ち上げられる気球で観測した情報が全国に流れている。
誰もが天気予報で耳にしたことがあるが、どこにあるか、どんなところかは知られていない不思議な島。
岩だらけ波だらけでフェリーが着けられる岸壁は建設不可能なので、人も荷物もクレーンで上下船。
宿の人に聞くと、昨日何もなかった秋葉神社のお祭りは本日10時からで、日にちの勘違い。
真中は村長。この小さな島で政教分離はあり得ない。
列席者は40名、地位・役職が読みあげられ、どんな人々でこの島が運営されているかが何となくわかり面白い。
ついでに村長にも挨拶、島の感想を述べる。
旧空港そのままのラム酒製販会社。
ラム酒製造にまつわる小説「風のマジム」を読んでこの島に来た、という女性に会ったが、店舗内の従業員は不愛想。
この後、ビジターセンター「島まるごと館」へ。
閉館していたが、電話すると5分で青年が駆け付け島の魅力を存分に語り、島を去るのが残念に思えるほどだった。
何から何まで詳しく、やりたいことも限りなく、島愛の情熱にあふれた素晴らしい人だった。
島外者には、いまだに、の感がなくもないが、辺境ならではの固い決心。
かつて星野さんの所有、今では村営の「星野洞」。
コースは短いが、深さと迫力はなかなかのもの。
ひととおり回り満足したが、日本最大の堀込漁港を見損ねたのだけが心残り。
さらば南大東島。
偶然、先ほど会った村長も乗っていた。
日本最短路線、13kmのフライトは離陸の瞬間から着陸まで8分。
直線的には3分の距離だが、近すぎて角度が取れないのか南大東島近辺を周回。
人口570人の割には、立派な空港。
空港の東にある、知られていない沖縄最東端。
大規模な堀込による漁港から採取した岩で、延々とピラミッドを形成。
戦中に燐鉱石で栄えたが、価格と質の低下により廃墟、ひいては国の史跡となっている。
燐鉱会社の保養施設としてのテニスコート跡地にある、島2件だけの宿のひとつ「民宿二六荘」に到着。
史跡である建物自体が工事業者用の宿となっていて、観光客は1%とのこと。
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