昨日の続き。
まず、自宅で調理しない自分がキャンプ場で火を使えるかはやや不安だったが、実質初日にテントに大穴をあける大失敗はあったものの、何とか乗り切った。
米を炊く以外は一切予習しなかったので、焼いたり炒めたりという高度な技はできないが、想定どおり湯を沸かしてコンソメと味噌を入れ具をぶちこめば、料理とは言えずとも十分な食事になり、さらにはスライスチーズでもよい味付けになることもわかった。
その一方、1週間程度の日程かつソロでは、時間と手間が割に合わないことを感じたのも事実。
米は小分けでの持参が荷物になるし、肉や野菜も1人前では調達しにくい。
そうするとセコマで、パックご飯と100円から選べる食材でもよし、ということになり、妥協すればするほど調理らしさから遠ざかることになる。
日本は便利すぎて、必要性だけで考えれば、金銭面を除き短期旅行での自炊はさほど意味がない。
ただ、自分のような最低レベルの調理でも、毎日コンビニ弁当よりはよほどいいことがわかったのは収穫。
だとすれば今後の長期旅行においては、出来合いと自炊とを適度にミックスしていくのが適切ではないかと感じた次第。
自転車世界一周の方のブログなどを見ると、長い年月により調理が日常生活化していて、質の高い食事が多い。
自分は到底その域には達しないにしても、たったこれだけの経験で、走行中に「今日は何を使って何を作ろうか」頭の中で考えることも多々あったので、少しは進歩したのではないかと思う。
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