6/1 曇 91km

 

0515民宿西光荘(26km)→0710奥浦港0730→(船)→0750久賀島(33km)1230(船)→1250福江港1300(船)→1340奈留島(24km)1630(船)→1650若松島(8km)1900ゲストハウスアイランド

 

 

0730の船なので、早朝発。

R384から県道に入るが、宿から1時間以上走っても車に3台しか遭遇しない。

緑と海のアップダウンを独り占め。

 

堂崎天主堂。
 
地面にはずっとこのサイン。
 
「GOTO(五島)ばらもん」はgotoトラベルとは無関係で、毎年6月のトライアスロン(今年は中止)、通称「バラモンキング」の道をサイクリングルートとしている。
なお、ばらもんとは「元気者」といった意味。
 
集落も何もない道に突然現れた奥浦港。ここから久賀島へ。
 
久賀島に渡る。こちら側の港も集落がない。
 
久賀島の自然と(限界)集落とが融合した景観は世界遺産の構成要素の一つとなっていて、その中を走ること自体が素晴らしい。
 
10%超の坂を上り、折紙展望台へ。
 
そこから東側へ、道が細く路面が少々荒れ、より一層のアップダウンを繰り返しながら、旧五輪教会堂へ。
五輪真弓の芸名の由来(父の出身)とか。
 
観光バスも無理なこの地にどう入るのかと思っていたら、チャーター船が出入りしている。
この複雑な地形なら、一般旅行客の島巡りには船が適しているが、より一歩踏み込んだ旅行にはならない。
きついけれど、地形を体感できるのが自転車のよさ。
 
来た道を戻り、古民家をリニューアルした久賀島観光拠点交流センターへ。
島の観光資源がまとまっているが、それよりも4月はイノシシが52頭捕れたとか、新たに島へ来た人たちの自己紹介とか、島内の広報誌が面白い。
 
センター管理人の青年は5年前に起業・移住し、自治体等からの各種業務を受託している。
島には農協の小規模売店以外の店はなく、生鮮品は福江で、その他はAmazonで調達し不自由ないとのこと。
 
その後は小さな役場へ。
定年後に帰郷した職員から、人口300人弱で、唯一残った小中学校の10名は、全員が「島留学」など、色々と興味深い話を聞く。
 
人口減は寂しいが、どのように生活しているのかを垣間見ることで、旅の面白さが倍増。
 
久賀島からはいったん福江港へ戻る。
グラスボート仕様の定期船は初めてだが、スピードが速くて魚は見えない。
 
福江港からは乗継ぎ10分で駆込み、奈留島へ。
 
船中では78歳の女性ガイドさんと、五島観光や海外旅行のことで話がはずむ。
夫のパン焼き修行で50年前にフランスへ行き、その後は夫の一流ホテル勤務で東京や神戸に住み、五島でパンの店を経営。
見た目も話しぶりも同年代の方とは大きく異なり、まだまだ生活と仕事を楽しみたいとのこと。
 
江上天主堂。
由緒ある教会は、自転車的には「どんづまり」ばかり。
 
ここも上り下りの繰り返し。
 
奈留島から、若松島へ到着。
 
A-COOPには思わしい夕食がなく、近所の方から旅館兼業で1軒のみの食堂を教えてもらい一安心。
相席の人の娘さんが、15年前に大学を休学し自転車で日本一周した、とのことで盛り上がる。
 
3km走って「ゲストハウス アイランド」に到着したが誰もいない。
夕方から3回電話しても通じず、実家とみられる向かいの民宿も不在。
鍵は開いていたのでそのまま入るが、風呂にも入れて特に不自由・支障はなし。

 

 

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