前日、ロードバイクの分解・袋詰めを披露したので一言。
世間の自転車という趣味への認識は、半世紀前からさほど変わらない、と感じる時がある。
まず聞かれるのが「自転車を飛行機に乗せるのはいくらですか」これは正当な質問で、「様々ですが、ANAとJALは国内・国際共に通常は無料。LCCは国内線で3,000円程度かかります」と答える。
さて来たな、と思わせる次の質問。「あなたの自転車、折りたたみ式ですか」??? 何十年も前から今に至るまで嫌というほど聞かれている。
一般家庭にある、この20kgの折り畳み式鉄のかたまりは必要性を滅多に感じないのだが、何故か認知度が高い。質問者の想像は、高級スポーツ車は安物の鉄塊よりも素敵な「ちょうつがい」がついているだろう、ということか。
苦笑いと若干の失望を抑えつつ「スポーツ車は車輪を簡単にはずせます(クイックリリースレバーがある)。折りたたむというよりは分解ですね」と答えるのだが、自分は折りたたみスポーツ車(フォールディングバイク)も所有するから、この答えは100点ではないと思いつつ、そんな説明までに至ったことはない。
以下、前日の写真で理解いただけただろうか。