株式会社ポケモン(The Pokémon Company)の2024年2月期('23年3月~'24年2月)における決算が公表され、売上高が2,975億800万円、売上総利益が1,522億300万円を記録し、いずれも前期比で大きく伸長していたことが分かった。6月3日の「官報」にて掲載された決算公告により明らかとなった。 【画像】株式会社ポケモン 決算公告 売上高、売上総利益、営業利益、経常利益全てにおいて前期比2ケタ増を達成。また、最終利益(純利益)では627億100万円を記録し、488億5,400万円だった前期から約30%の増益を見せたほか、2021年以降の3年間での伸び率は約3.4倍となるなど、急成長を遂げている。 同社は世界的な人気を誇る「ポケットモンスター」のライセンス管理、グッズ販売から実店舗「ポケモンセンター」の運営を行う企業として、任天堂とゲームフリーク、クリーチャーズの出資により設立された。現在はアプリゲーム「Pokémon GO」「Pokémon Sleep」等のプロデュースやトレーディングカード「ポケモンカード」の販売、アニメ作品の製作など、多面的なIP(知的財産)活用を展開している。 ■株式会社ポケモン 第26期 決算公告 売上高:2,975億800万円 売上総利益:1,522億300万円 営業利益:886億9,200万円 経常利益:908億2,600万円 当期純利益:627億100万円