不滅のウルトラマンを作った中心的な脚本家・金城哲夫の栄光と挫折とは? ウルトラシリーズ草創期の制作秘話から故郷・沖縄での突然の事故死までを描く。

 

この本の内容

「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「快獣ブースカ」などで、自由奔放な空想の世界を創りだした金城哲夫。一方で、“怪獣ウー”や“ノンマルト”など怪獣に心情を仮託した作品も金城の手による。しかし、「怪奇大作戦」を最後に沖縄へ帰郷する。そして、37歳、突然の事故死。不滅のヒーロー・ウルトラマンを創った金城哲夫の光と闇、心の根底にあった戦争の傷痕へと迫る。盟友・上原正三が満を持して書き下した決定版。

この本の目次

序章 異次元の男
第1章 これがウルトラQだ
第2章 吉屋チルー物語
第3章 ウルトラマン誕生
第4章 セブン・MJ・怪奇
第5章 沖縄にて・噴煙
終章 ユンタク・タイム