沖縄のご当地鍋3選

  1. お祝いのヤギ料理 ヒージャー汁
  2. エラブウミヘビをいただく!イラブー汁
  3. あっさりとしたモツ料理 中味汁

1.ヒージャー汁

沖縄の伝統料理の一つであるヒージャー汁(ヤギ汁)は、結婚祝いや新築祝いなど、さまざまなお祝いの時に振る舞われる料理です。若干匂いにクセがありますが、その独特な匂いを含めて味わうのがヒージャー汁です。

肉だけでなく内臓なども泡盛を加えた鍋で煮込み、たっぷりのダシがでたスープは味わい深く、薬餌効果の高いスタミナ料理として沖縄県民に愛されています。

那覇市内の国際通りにある「山羊料理 さかえ」では、ヤギ汁はもちろんヤギの刺身など、様々な山羊料理を味わえます。那覇空港からバスを使って約19分でアクセスできます。

2.イラブー汁

イラブー汁は、エラブウミヘビを使った汁料理です。イラブーは滋養強壮の効果があると言われ、かつて宮廷料理として食されてきた最高級の沖縄伝統料理です。

産卵のために上陸したエラブウミヘビだけを食用として捕まえることが許可されており、大変貴重です。一度燻製にしたものを、島豆腐や豚肉、昆布などの具材と一緒にカツオだしで煮込みます。

イラブー汁を味わいたいなら「イラブー料理 カナ」がおすすめです。沖縄県中頭郡にあるお店へは、那覇市内から車を使って約35分でアクセスできます。

3.中味汁

中味汁(なかみじる)は沖縄の郷土料理の一つ。お盆やお正月などの祝い事の席でも出されます。

「中身」とは豚のモツのこと。下茹でして臭みを取り、しいたけや豚の赤肉とともにカツオだしで煮込みます。あっさりとしつつ、旨味が凝縮したごちそうです。

国際通りからのアクセスも良い「花笠食堂」、首里城近くの「富久屋」、豊見城市の「よね食堂」、旭橋駅近くの「高良食堂」など、沖縄の家庭料理を楽しめる食堂で、中味汁をいただくことができます。