日本モンキーパーク(にほんモンキーパーク、Japan Monkey Park)は、愛知県犬山市官林にて動物園を併設している遊園地である。通称は「モンパ」。
名古屋鉄道の子会社である名鉄インプレスにより経営されている。愛知県の小学校では遠足先の定番の1つとされ、毎年いろいろなアトラクションがあり、子供を楽しませる工夫をしている。オリジナルキャラクターは「モンパ君」「モンピーちゃん」で、2006年3月11日にデビュー。

犬山遊園(現・名鉄犬山ホテル)に替わる行楽地として、名鉄が1952年12月に計画した「犬山自然公園」が日本モンキーパークの原型である[1]。自然公園の中心となる白山平付近は1955年9月までに整地され、ピクニックランドと名付けられた[2]。ピクニックランドはイベント会場としても機能し、世界風俗博1956年)、日本映画博1957年)、平和日本防衛大博覧会1959年)といった博覧会が開催された[3]。その後、平和日本防衛大博覧会開催に伴う敷地の拡張もあり、敷地内にはティーカップメリーゴーラウンド、飛行塔、ムーンロケットといった遊技施設が1959年から1960年にかけて整備された。これを機に名鉄はピクニックランドを通年営業の施設にすることとし、同時に新愛称を公募した。その結果、日本ライン下りに因んだラインパークの名称が採用され、1960年5月末より通年営業を開始した[4]

ラインパークがモンキーパークに改称されるのは1980年のことである。

中央に、かつて犬山遊園駅から当園までを結んでいた、名鉄モンキーパークモノレール線(2008年12月27日限りで廃止)の旧動物園駅があり、その東側が動物園(モンキーセンター)、西側が遊園地となっている。以前は入園料金が共通で、両者の間は往来自由であったが、2014年4月1日より入園料の分離化が行われ、それぞれで入園料を支払うシステムに変更された。

犬山城明治村リトルワールドと共に、名鉄の名古屋市郊外の主要ターミナルである犬山駅を拠点とした、沿線レジャー事業の一帯を形成している。

2003年に名鉄のレジャー事業の合理化を目的として、同年10月に南知多ビーチランドと共に、新設子会社の名鉄インプレスへ当施設の資産・経営権が譲渡され[要出典]、運営が継続されている[5]