バスケW杯】日本は初戦ドイツに完敗 「捨て試合なの?」「圧倒的実力差」の厳しい声も

試合序盤にドイツに押し込まれた(ロイター)

 歯が立たなかった…。25日に開幕したバスケットボールW杯(沖縄など)の1次リーグE組初戦が行われ、世界ランキング36位の日本は同11位のドイツに81―63で完敗。無念の黒星スタートとなった。  序盤からペースを握ることはできなかった。第1クオーター(Q)から渡辺雄太(サンズ)が3点シュートを決めるなど、チームをけん引する一方で、デニス・シュルーダー(ラプターズ)、フランツ・ワグナー(マジック)ら擁するドイツ攻撃陣を止めることができない。第2Qも立て続けに得点を許し、31―53で前半を折り返す。後半の3、4Qは一進一退を攻防を繰り広げるも、力の差を見せつけられた一戦となった。  試合前セレモニーに岸田文雄首相が参加するなど、自国開催ならではのムードが高まっていたものの、悔しい結果となった。試合後、富樫勇樹(千葉J)は「なかなかこのバスケットでは強豪に勝つことは難しい。今までやってきたことと、あと2試合グループリーグはあるので、まずは今日の映像を見て反省して、チームでもうちょっと動かないといけない」と課題を口にした。  バスケファンからは「点差以上に力の差を感じる」「何で負けているのに当たらないの? 捨て試合なの?」「世界に追いつくにはあと10年はかかるかもな」「格下がフリースローこんなに外していたら話にならん」「バスケW杯見てるけど、圧倒的実力差があるなあ」などと厳しい声が飛び交っているが、次戦以降で何とか巻き返すことはできるか。