うん、これまでの医療系漫画に比べるとそれなりに現実的で良く描けていると思う。高校生か医学部1年生に読ませても良いかもしれない。

 

さすがの三田紀房作品。ぐいぐいと引き込まれる。絵が全く一緒なのはご愛敬。知られざる医学生の心の葛藤と成長が面白い。舞台が地方の山形と言うのも面白い。考える、考えながら楽しむ作品。あいかわらず期待が持てる内容

 

はてなブックマークでホットエントリ入りしていたから読んだ。元々『ドラゴン桜』、『銀のアンカー』、『エンゼルバンク』『インベスターZ』などの三田先生の漫画は大好きで、この漫画も読もう読もうと思っていたのだが、タイミングを逃していた。今回読んで、やっぱり三田先生の漫画は面白いと思った!!!無目的な大学のスタートは医学部に全く縁のない私も共感でき、一方で、知られざる医学部生たちの実態を知ることができて知的好奇心が満たされる〜。続きももちろん読む。ところで、教授たちドラゴン桜にも居なかった?笑

 

サークルや部活入る意味を教えてくれた。言葉を字にすると重みを増す。

 

ものを考えるには、まず、考え方を学ばなければならない。 様々な教えを学び養い高めることが必要だ。医療技術を学ぶ前に、まずはしっかりと教養を身につけ人格を磨け

 

4 超多作な三田先生の新作は医学部生が主人公。医療ものは多々あれど、研修医からですらなく医学部生一年生から始まるのは確かに珍しい。それも、最初から医学の道を志したわけではなく、成績がいいからなんとなく医学部に進んだという主人公像が面白い。いや実際、そういう人もいるよな。それでも、勉強していくうちに医学に引かれていく様子が描かれていく。医学的関心が強いというのは大きな武器というか才能の一つではあると思うが、どちらかというと研究者寄りの性質だよな。臨床はまた違った適性が必要になってきそう。先が楽しみ。

 

高校の進路指導が酷すぎて読むのをやめようと思ったけど、その後の内容は面白い。もしかしたら、現実よりも美化している面もあるかもしれないけど。ドラゴン桜と同様、高校生の頃に読みたかった。古堂はどうみても桜木。ここまでソックリだと、描き分けができないんじゃあなくて何かの意図があるのではと思ってしまう。双子の兄弟?

 

高校の進路指導がダメダメ過ぎるが、実際のところ高三で将来を決めるのはかなり大変。そういうなかでは行けそうなところに進んでおく、というのもある意味正しいとも言えるかな。それにしても、色々懐かしい。サークル入っておけ、とかも。骨学のスケッチ、まさに同じようなことを言われていた。僕はその後の組織学のスケッチで、その意味をやっと理解できたんだけどね。ある場面で病人に出くわしたところなんか、リアルに自分と重ねてしまった。ところで山形には医学部の民謡サークル、本当にあるんですか?

 

医学生の漫画とはなかなか面白い。最初にいきなりお金の話からするのはいかにも三田さんらしい

 

ネタバレ本作は、山形の国立大学医学部に現役合格した主人公・円(まどか)が、学力だけで「何となく」進んだ医学の道に戸惑いながらも、医師を目指していく物語。実習やサークル活動など、医大生のキャンパスライフが詳しく描かれていて、医学部進学を目指す人達にとって参考になるだろう。新入生への先生の言葉「国から4億円近い出資を受けて医師になる」「社会に貢献して利子をつけて国へ返せ」が印象的。骨格の授業から、医学の面白さを感じ始めた円君。今後の彼の成長と、花笠踊りと芋煮会の他、山形の魅力をどう深掘りしてくれるのか次巻も楽しみだ。

 

すごい淡々と進むことにびっくり。あっという間に2年生!?なんとなく医学部来ちゃったって人いるんだな。しかし覚えること勉強することが膨大すぎて時間なんかたりないよね。骨学面白いなあ。

 

コミックサイト。信頼できる医師になってください。

 

医学生のことがよくわかります。大学入って 一番、勉強するのは医学生ですね。

 

医師一人養成するのに4億円

 

医学生が医者を目指す、今まであまり無かった設定に惹かれて手に取りました。自分も看護学校時代に解剖に参加したことを思い出しながら、懐かしい気持ちで読み進めました。ウザい男子学生に少しイラっとしつつも、立派な医師になるのを見守りたいですね。志が無く成績の良さで入学するケースが多いと聞き驚きましたが、その分厳しい授業で振るい落とされるのでしょう…。

 

医学部物語。医者の話はあっても医学部の漫画は今まで読んだことなかったので新鮮。骨学って面白そうだな

 

ネタバレ読了しました。 医学部の人が医学系の勉強を始める最初に本物の人体の骨で骨格を並べたりスケッチをするのだと知り、驚きました。 スケッチと医学と何がどう関係しているのだろうか?と思っていましたが、読み進めるうちに分かってきて、本当に凄いなと思いました。 最後に現役の医学部生のコラムもあり、読んでいて新鮮でした。 自分も国家資格の勉強をする大学でしたが、なぜ最初に教養を学ぶのかというところもこのマンガで改めて知り、無駄なことはひとつもないのだなと感じました。 次巻もとても楽しみです。

 

ネタバレ山形本(←語弊含む)/医師の話って天才・神様が登場するのが多いけど、医学部生の話なので、そういうチートっぽい話はなし。むしろ失敗や疑問を繰り返すところがいい/自分は工学部なので全然カリキュラムは違うけど、やはり学生実験や実習は楽しかったなぁ/表情が判りづらい……

 

医学をテーマにした作品は何作もあるが、医学”生”をテーマにした作品は珍しい。 難関学部であるから、大半の人は大きな志を持って入学したと思っていたが、巻末のコラムを拝読するとテストの点数が良かったから、先生に勧められたからという理由で進学された方もいると知って驚きました。 まだスタートを切ったばかりであるが、今後の展開が楽しみです。三田さんの作品は面白くて勉強になります。

 

山形にある大学の医学部に入学した主人公が青春を謳歌しつつ医者とはなんなのかを模索し勉強していく漫画。ドラゴン桜みたいなアクの強いハッタリとどぎつい言葉のオンパレードかと思いきや、意外に素直な学園モノになってる。勉学は大変なので人との繋がりを大事にしろとか哲学を疎かにしてはいけないだとか。相変わらず主人公は達観してて男子校出身の癖に異性にドギマギしない。授業をみっちり描くわけでもなくサークル活動して冬になってしまった。その分読み応えはないのだけど専門科目が始まってからが本番かな?悪くない。

 

正直個人的には医学部に行った知り合いは性格があまり…な人が多かったので医者にいいイメージはないのだけど、とはいえ性格があれだから命が救えないわけではないし今は真っ当にやってるかもしれない。ただ勉強ができて慕われるみたいなパーフェクトな人はそんないないよなって思う。仕事に不真面目でなければ。立派な仕事ですから。

 

医の語源は白川静の説を採用している