こんばんは。

 

今週に入り一気に全国的に夏空となった。

 

外の空気は澄み、妨害されるものなく紫外線がしっかり降り注ぎ、半袖で歩く待ち人に容赦なくしっかりと突き刺さる。

 

 

 

先日、出張で愛媛県を訪れた。

その道中、特急しおかぜに乗車し瀬戸大橋を渡った。

 

天気はほぼ快晴。空全体に対し申し訳ない程度の存在感の雲が、「自身はここに存在していいのか?」と気にしながら浮かんでいた。9割は鮮やかなスカイブルーが主張する空。

 

ヘッドレスト付きの指定席に座り、後ろの乗客に気を使いながら、リクライニングシートを控えめにかつ上品に倒す。片手にはドトールコーヒーで仕入れたホットコーヒーのLサイズ。もちろんブラックコーヒーである。

 

 

線路のつなぎめを車輪が通る音、通称「ガタンゴトン」を聴きながら、

 

 

 

ビールの泡のような白波を立てて渡航する船。

 

空から降り注ぐ光をしっかり反射する海。

 

そして、磯の香り(これは嘘)

 

 

 

 

今年に入って一番の幸せを感じた瞬間ではなかろうか。

 

 

 

さて、今日の話は浅煎りコーヒーである。

夏の暑い時期にはやはりアイスコーヒー。

 

アイスコーヒー用の豆と言えば、黒くしてしっかりとしたコーヒーの香り。

そして艶やかに輝くコーヒー油。深煎りのコーヒーが主流であろう。

 

 

ちなみに、焙煎経験をすればわかるのだが、

焙煎時に深煎りの領域に到達すると、半端ない油が豆から抽出される。

当然油にも熱があるのでそのまま放置すると一瞬で焦げたエグい香りに変化する。

個人的には油が出てきた瞬間火をストップ。余熱の焙煎に任せている。

私はプロではないので、焙煎の話はこれくらいに。

 

 

暑い日にはアイスコーヒーで体を冷やしたいと思うのだが、

ここは浅煎りのコーヒー好きな私。クーラーの効いた部屋で体を冷やしながら、ホットコーヒーを味わうという荒技にいつも出るのである。

 

 

ところが最近、浅煎りを濃くドリップした上で、ミルクを混ぜて飲むスタイルも面白いということで、私のよく行く店の店主から紹介を受け、実際味見をさせてもらった。

 

これが実はいける。

 

 

味わった豆はブラジル100%の浅煎りということで、これも珍しいのであるが、

口の中に広がる夏っぽい爽やかさがたまらなかった。

 

 

ただ、1つだけ思ったことは、多くは飲めない。

 

 

最初はうまいのだが、なぜか途中で飽きる。。というか飲みたくなくなる。

 

 

だからアイスコーヒーは深煎りが王道であるということか。

 

いや、絶対何か飽きないいい方法があるはずである。

私のと店主の研究は続く。

 

 

明日も、よき1日を。