こんばんは。

 

7月に入り外気温の上昇を誰もが感じるようになってきた。

先月はまだ、夜間や早朝はまだ皮膚を引き締めるような気温で、

半袖をきて外出するのを躊躇っていた。

 

この時期になると、

店先でよく見る「かき氷」の文字。写真。

 

私はお腹が弱いので、

設定温度が28度未満である部屋では、

ホットドリンクを口に入れる。いや、腹に流す。

 

かき氷は食べない。

 

私なりに私の体を労わる一つの方法である。

 

※ただし、キンキンに冷えたビールは除く

 

 

 

さて、昔失敗したアイスコーヒーの話をしよう。

 

コーヒーにこだわってまもない頃。

確か、1ヶ月も経たないころだろうか?

 

アイスコーヒーをうまく淹れることができなかった頃だ。

私が淹れると、どうしても薄くなってしまう。

どんなにコーヒー豆を増やしてもだ。

 

アイスコーヒーについて、調べても調べても、

このフレーズが冒頭に現れる。

 

「アイスコーヒーには、急冷が大事。」

 

そんなことはわかっている。

急冷するために氷をふんだんに使えば使うほど、

コーヒー自体が薄くなってしまう。

 

この時非常にイライラしていた。

 

 

ある日、ロフトにて。

 

急冷すればコーヒーが薄くなることがない。

急冷するには、氷がコーヒーに当たる表面積を増やせば良い。

 

即ち、小さい氷を大量に投入し、

その中に淹れたてコーヒーを淹れれば良いとの情報。

 

 

なるほど。

 

 

 

翌日、私は20歳の誕生部プレゼントに、

友人からドラえもんのかき氷機をプレゼントされた。

 

人生初の女性の友達からだ。

 

 

そこで閃いた。

 

 

氷がコーヒーに当たる表面積を大きくする。

   ↓

氷を細かくする

   ↓

究極はかき氷だ!

 

 

私は、その女性友人に格好をつけるため、

究極のアイスコーヒーをご馳走してやると、

一心不乱に、豆を挽き、氷を挽いた。

 

そして、溢れてグラスが見えないくらいにまで、

かき氷を注ぎ(注ぐというか、乗せる)

そこにコーヒーを注ぐという、

大インパクトを与える、コーヒーを作った。

 

お盆に乗せられたグラス。

とは言ってもかき氷の山にしか見えない。

 

彼女にも「こんなの見たことない!」と感動を与えた。

 

当時、その彼女が気になっていた私は、

ポイントが上がったと、心臓がガッツポーズをしていた

感覚をよく覚えている。

 

 

まぁ、感動はそれまでで。

 

とにかく薄くて不味かった。

 

ただ、お互いそこで大笑いした。

腹を抱えて二人で笑った。

大声で笑った。

 

私のコーヒー好きを知っていた彼女は、

こんな私を見て、「面白い」と

笑顔で答えてくれていた。

 

 

 

こんな純なことを思い出しつつ、

明日も、よき一日を。