こんばんは。

 

今回は長い独り言を。

 

大学時代の友人が再来週に結婚式を挙げるため、

今日はその際の余興の予行演習及び放映ムービーの撮影に、懐かしき大学を訪れた。

 

私がそこの学生だった頃は、設立して間もない頃で、

「綺麗な大学」という印象が強かった。

 

ただ、私が卒業してもう15年近くが経過する。

その綺麗な印象のまま卒業した私にとっては、

少し残念な光景が目の中に入った。

 

黒ずんだ壁、多くの学生が踏んだ床の色は剥げている。

長年、多くの学生を支えてきた建物へと変貌していた。

いい意味で貫禄がついた印象だ。

これからも、その学生たちをどんどん支え、

もっともっと貫禄のある学校になって欲しい。

もう5年後には、もっと格好良い姿を私に見せて欲しい。

 

話は戻り、予行演習、ムービー撮影に5人の仲間が集まり、

そのうち1名はおよそ5年ぶりの再会だ。

自然と気持ちは高ぶる。

 

そんな中、ムービー、予行共に順調に進み、

再来週の結婚式は万全の状態で臨むことができそうである。

 

そして、当然の流れではあるが、夕食をということになる。

ただ、私は大学から電車乗り継いで家まで3時間はかかる。

ひき気味にはなったが、こんな機会もないため、

一緒に食事をとることを選択した。

 

 

訪れた店はなかなかの高級焼肉店。

真っ黒な鉄筋造の周りには、丁寧に木が植えてある。

もちろんオレンジ色に輝くライトアップも忘れていない。

さらに、明るすぎない店内を外からでも見ることができる。

 

自動ドアが開くと、杉の癒しの香りが嗅覚を刺激する。

 

やばい、これは小遣い制にはかなりきつい店だ。

まだ月初だというのに。。

 

とは言ってもここで引き返すわけにはいかない。

大人しく店の奥へ案内される。

 

メニューに並んだ肉達。そして価格。

まぁ、普段私が家族で行っている店とは大違いだ。

私は違う意味で唾を飲み込む。

 

くるものくるもの、非常にうまい。

肉は何食べても同じような味だと思っていたが、

この肉はうまい。食レポは下手なのでこれくらいで。

 

ここからが本題。

 

以前より、たまに「仕事が辛い」との愚痴っぽいことを書いていたが、

愚痴を言っているだけでは、何も起こらないということ。

ただ、それを言いながら辛い仕事行っていた。

それはわかっていたが、その5年来の友人よりさらに鋭いツッコミを受けた。

 

ーーー

言ってるだけはいいけど、それによってお前の家族がどう思っているか、

今は何も言わないかもしれないが、このまま辛いことをしていて、

万一体を壊すようなことがあり、今までの幸せな生活が送れなくなった時。

これまで何も言わなかった家族が何と言うかよく考えろ。

ーーー

 

ちなみに、その5年来の友人は既婚女性。

その視点でストレートにそれを語ってくれた。

 

今までそのような視点で、

現状を考えたことがなく、

単に「自分が」の視点で考えていた。

自分を支えてくれる周りの人間のことを見ていなかった。

すごく単純な事を見落としていた。近しい大切な者たちの思いを。

 

それは今の私では、当然といえば当然見ることができなかった

 

「盲点」

 

だった。

 

 

結局、焼肉代は¥4,000/人

お財布にはきつかったが、非常によい1日を過ごすことができた。

情けで友人がお釣りの500円玉を私にそっと手渡してくれた。

かなり助かる。。。

 

明日からは、これまでよりランクアップのよき一日が送れそうだ。